[新製品・サービス]

米オラクル、“オンプレミス型クラウドDB”「Oracle Base Database Cloud@Customer」を発表

「Exadata Cloud@Customer」より小規模環境での利用を可能に

2026年7月24日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

米オラクルは2026年7月22日、オンプレミスでクラウドデータベースとしての利用を可能にする「Oracle Base Database Cloud@Customer」を発表した。8UラックマウントにPCサーバー2台とストレージを搭載した垂直統合型システムで、既存の「Oracle Exadata Cloud@Customer」よりも小規模な構成でデータベースサーバーを運用できる。

 米オラクルの「Oracle Base Database Cloud@Customer」(写真1)は、オンプレミス環境で、パブリッククラウドのスケーリングや従量課金制のメリットを享受できるデータベースサービスである。企業は「Oracle Database」が稼働するシステム一式を自社のデータセンターに設置し、運用管理が自動化されたマネージドサービスとして利用できる。

写真1:「Oracle Base Database Cloud@Customer」の外観(出典:米オラクル)

 8Uラックマウントサイズに、2UのPCサーバー「Oracle X11 Compute」2台と4Uの共有ストレージ(SSDを最大24基)を格納した垂直統合型システムである。データベース専用サーバー「Oracle Exadata」が動作する既存の「Oracle Exadata Cloud@Customer」よりも小規模な構成で運用できる。

 オラクルによると、小規模な組織、部門、遠隔拠点は、Exadataほどの性能や拡張性は必要としない一方、同様のオンプレミス型のクラウドデータベースを求めているという。こうした需要に応えるために、Oracle Base Database Cloud@Customerを投入した。

 「Enterprise Edition」と「Standard Edition」の両エディションを用意している。Oracle X11 Computeのスペックは、1台に60コアCPU、660GBメモリーまで搭載できる。ストレージはオールフラッシュ構成で、SSD6基の11.6TBから24基の47.2TBまで拡張が可能。ネットワークインタフェースは10ギガビットEthernet(GbE)および25GbEに対応する。必要に応じてコンピュートリソースの使用量を拡大/縮小できる。

 RDBMSのバージョンは、「Oracle AI Database 26ai」または「Oracle Database 19c」となる。また、クラウドデータベースとして、「Oracle Real Application Clusters(RAC)」を用いたクラスタリング構成の導入を自動化するほか、「Oracle Data Guard」によるDR(災害復旧)機構、「Zero Data Loss Recovery Appliance(ZDLRA)」によるインテリジェントなデータ保護などが利用できる。

関連キーワード

Oracle / Oracle Database / Exadata / オンプレミス / マネージドサービス / Oracle RAC

関連記事

トピックス

[Sponsored]

米オラクル、“オンプレミス型クラウドDB”「Oracle Base Database Cloud@Customer」を発表米オラクルは2026年7月22日、オンプレミスでクラウドデータベースとしての利用を可能にする「Oracle Base Database Cloud@Customer」を発表した。8UラックマウントにPCサーバー2台とストレージを搭載した垂直統合型システムで、既存の「Oracle Exadata Cloud@Customer」よりも小規模な構成でデータベースサーバーを運用できる。

PAGE TOP