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1枚でドコモ/KDDIの両キャリアが使える「IIJマルチプロファイルSIM 2.0」

ローミングを用いずに両方のモバイルネットワークに直接接続

2026年9月7日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2026年8月27日、「IIJマルチプロファイルSIM 2.0」の提供を開始した。SIM1枚でNTTドコモとKDDIの国内2キャリアに接続でき、SIMを入れ替えることなく携帯電話網を切り替えて運用できる。すでに7社のIoTルーターで利用できる。先行ユーザーとして、駐車場設備機器メーカーのアイテックが導入する予定。

 インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJマルチプロファイルSIM 2.0」は、1枚でNTTドコモとKDDIの国内2キャリアを切り替えて運用できるSIMである。SIMを入れ替えることなく、端末で動作するプログラムからコマンドを送ることでプロファイルを切り替える(図1関連記事IIJ、通信障害時に1枚のSIMで携帯電話網を切り替え可能な「マルチプロファイルSIM」)。

図1:「IIJマルチプロファイルSIM 2.0」の利用イメージ(出典:インターネットイニシアティブ)
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 IIJは、2023年6月からマルチプロファイルSIMを提供している。旧版では、NTTドコモとKDDIの通信プロファイルを利用するのに、ローミング回線に接続する必要があった。新版の2.0では、ローミングを用いずに両方のモバイルネットワークに直接接続する(関連記事IIJ、SIM1枚でドコモ/KDDIの両キャリアを利用できる「マルチプロファイルSIM2.0」を開発)。

 端末上で動作する切り替えプログラムにより、適切な通信プロファイルをつど選んで運用できる。死活監視によって回線の冗長性を確保したり、電波強度を測定して電波が届いている回線に切り替えたり、といったことができる。

 契約データ容量は、パケットシェアによりキャリアをまたいで合算・共有できる。片方の回線に容量が偏っても全体で無駄なく使える。どちらのキャリアで通信しても同一の料金体系で利用できるため、回線を切り替えても通信コストは変わらない。

 先行ユーザーとして、駐車場設備機器メーカーのアイテック(本社:東京都文京区)が導入を予定する。同社の駐車場システムでは、精算機や監視カメラをモバイル回線を通じて管理センターに常時接続している。通信障害発生時は決済や遠隔監視が停止するリスクがあるため、回線の冗長化を必要としていた。しかし、IoTルーターの多くはSIMスロットが1つしかなく、一般的なSIMでは単一キャリアしか利用できなかった。IIJマルチプロファイルSIM 2.0の導入により、この問題を解決する(図2)。

図2:駐車場設備機器メーカーのアイテックにおける、IIJマルチプロファイルSIM 2.0の導入イメージ(出典:インターネットイニシアティブ)
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 IIJは、IIJマルチプロファイルSIM 2.0が利用できるIoTルーターの提供元ベンダーを挙げている。現時点で以下の7社である。

  • IDY
  • アムニモ
  • インタフェース
  • コネクシオ
  • ザイン・モバイルテック
  • センチュリー・システムズ
  • 富士ソフト

 今後利用可能になる予定のベンダーはは以下の4社である。

  • アットマークテクノ
  • NECマグナスコミュニケーションズ
  • サン電子
  • マイクロリサーチ
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IIJ / SIM / エッジコンピューティング / NTTドコモ / KDDI / 携帯電話 / 通信事業者 / スイッチ/ルーター

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1枚でドコモ/KDDIの両キャリアが使える「IIJマルチプロファイルSIM 2.0」インターネットイニシアティブ(IIJ)は2026年8月27日、「IIJマルチプロファイルSIM 2.0」の提供を開始した。SIM1枚でNTTドコモとKDDIの国内2キャリアに接続でき、SIMを入れ替えることなく携帯電話網を切り替えて運用できる。すでに7社のIoTルーターで利用できる。先行ユーザーとして、駐車場設備機器メーカーのアイテックが導入する予定。

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