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大塚商会、「たよれーるneoAI」の建設業テンプレートを無料提供、入札書類作成や原価管理を自動化

2026年6月10日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

大塚商会は2026年6月10日、中小企業向けチャット型生成AIサービス「たよれーるneoAI Chat/mini」(開発元:neoAI)で使える建設業向けテンプレートを発表した。同年6月19日から同サービスのユーザーに無料で提供する。

 大塚商会は、中小企業向けチャット型生成AIサービス「たよれーるneoAI Chat/mini」(開発元:neoAI)を販売している(関連記事大塚商会、中堅・中小企業向け生成AI「たよれーるneoAI Chat mini」を提供、25ユーザーで月額11万円)。

 今回、たよれーるneoAI Chat/miniで使える建設業向けテンプレートを、同製品のユーザーに無料で提供する。大塚商会が培ってきた建設業向けシステム(SMILE Vシリーズなど)のノウハウを活用し、建設業特有のドキュメントやフローに最適化している(図1)。

図1:建設業向け生成AIテンプレートで支援できる主な業務(出典:大塚商会)
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 入札・見積フェーズの書類作成を支援する。入札公告や仕様書をAIが解析し、発注条件・特記仕様・工期などの重要事項を自動で抽出し、過去案件の原価実績データと照合しながら概算価格を自動生成する。見積作成支援(数量・単価参照・集計補助)も行う。

 加えて、工事現場の業務を補助する。過去の災害事例や当該現場の施工データをもとに、KY活動シートや安全管理計画のドラフトをAIが自動で生成する。経験の浅い若手監督でも標準品質の安全書類を短時間で作成できる。

 本部業務も自動化する。仕入先ごとに書式が異なる請求書・納品書をAIが自動判別し、材料費・労務費・外注費・経費に分類して基幹システム(「SMILE V 2nd Editionコストマネージャー」など)へと連携する。月末に集中していた転記作業を削減し、工事原価をリアルタイムに近い形で把握できるようになる。現場勤怠データを原価管理と連動させる機能も持つ。受注した工事の工程を自動で作成して作業人員を割り当てることも可能である。

 建設業界は、2024年問題による時間外労働の上限規制と熟練技術者の高齢化・若手不足という課題に直面している。「現場監督は、日中の施工管理に加えて、夜間にも見積作成・契約書類整備・原価管理といった大量の事務作業を担わざるをえない。テンプレートで、こうした事務作業の標準化・自動化を図る」(大塚商会)。

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