[調査・レポート]

VMware移行先、選定基準の首位は「コスト予見可能性」─サイバートラスト調査

2026年6月12日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

サイバートラストは2026年6月11日、仮想化基盤の選定基準と移行実態に関する調査レポートを公開した。VMwareのサーバー仮想化基盤を利用する情報システム部門の担当者・責任者109人を対象にインターネット調査を実施したもので、移行先の選定基準として「ライセンス・運用コストの予見可能性」を重視するとした回答が62.4%で首位となった。

 サイバートラストは、仮想化基盤の選定基準と移行実態に関するインターネット調査を2026年5月26日に実施した。調査の対象は、VMwareのサーバー仮想化基盤を現在利用しており、過去2年以内に導入・移行・更新を検討または実施した、ITインフラ・仮想化環境の運用・選定に携わる情報システム部門の担当者・責任者109人である。

 調査によると、VMwareライセンスモデル変更でコスト負担が増加したと回答した担当者は93.6%を占め、コスト負担の要因として「ライセンス費用の大幅上昇」が75.5%と突出した。仮想化基盤の見直しについて移行先を「比較検討中」が48.6%、「すでに移行を進めている」が28.4%となり、合計77.0%が具体的なアクションを始めている。

図1:VMwareから移行するサーバー仮想化基盤の選定基準(出典:サイバートラスト)
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 移行先の選定基準(複数回答)は、「ライセンス・運用コストの予見可能性」が62.4%で首位となり、「長期サポート体制の充実度」(49.5%)が続いた(図1)。「機能の豊富さ・カバー範囲の広さ」は22.0%にとどまり、コストの安定性が機能数の約3倍の重要度で評価されている。

 移行を進める上での障壁は、「移行中のシステム停止リスク」が62.4%で最多となった。ベンダーに求めるサポート体制は「国内拠点による迅速なサポート」(48.6%)、「日本語による問い合わせ対応」(42.2%)、「8年以上の長期保守サポート」(39.4%)が上位に並んだ。

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