アイ・ティ・アール(ITR)は2026年6月18日、国内のEDR製品・サービス市場における規模の推移と予測を発表した。2024年度の売上金額は前年度比13.3%増の352億4000万円だった。中堅・中小企業が運用監視サービス込みで導入するケースが増えるなど、EDR市場の裾野が広がっているという。2024年度~2029年度のCAGRは6.9%を予測している。
アイ・ティ・アール(ITR)は、国内のEDR(Endpoint Detection and Response:エンドポイント検知・対処)製品・サービス市場における規模の推移と予測を示した。2024年度の売上金額は前年度比13.3%増の352億4000万円だった。2025年度も2ケタ成長を維持すると見ており、2024年度~2029年度のCAGR(年平均成長率)は6.9%を予測している(図1)。
図1:国内のEDR市場における規模の推移と予測(2023~2029年度予測)(出典:アイ・ティ・アール)拡大画像表示
ITRによると、セキュリティ対策が比較的脆弱な中堅・中小企業を標的としたランサムウェア攻撃やサプライチェーン攻撃が増えているが、多くの企業ではセキュリティ人材が不足しているという。こうした中、中堅・中小企業では、低価格な運用監視サービスを合わせて導入するケースが増加していることを指摘する。
同社アナリストの赤間健一氏は、「EDRはセンサーとして機能するので、組織全体での脅威の可視化に有効だ。また、中小企業での運用をマネージドサービス込みで促進し、サプライチェーン全体でセキュリティ態勢を構築することが大切である」とコメントしている。
今回の発表は、市場調査レポート「ITR Market View:エンドポイント/エンタープライズブラウザ/マイクロセグメンテーション/無害化/CNAPP/DSPM/XDR市場2026」に基づく。同レポートは、EPP、EDR、エンタープライズブラウザ、マイクロセグメンテーション、メール無害化/ファイル無害化、CNAPP、DSPM、XDRの全8分野を対象に、国内43ベンダーへの調査から、2023~2024年度売上実績および2029年度までの売上予測を掲載している。
ITR / EDR / エンドポイントセキュリティ / 市場調査 / 中堅・中小企業 / サプライチェーンセキュリティ
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