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オートバックスセブン、第三者保守「Rimini Support」を10年間利用、保守費用を戦略投資へ

SAP ECCに加えてOracle DBの保守・サポートコストを削減

2026年8月3日(月)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

オートバックスセブン(本社:東京都江東区)は、2016年より基幹システムの保守・サポートを米リミニストリートの第三者保守サービス「Rimini Support」に切り替えて運用している。2016年に「SAP ECC 6」を、その後に「Oracle Database」をそれぞれRimini Supportに委ねて運用、膨れ上がる保守コストを削減し、高付加価値なイノベーションに向けたリソースに投資を振り向けている。米リミニストリートが2026年7月28日(米国現地時間)に発表した。

 オートバックスセブンは、自動車用品の小売・サービス企業である。国内に約1300店舗、海外に150店舗を展開している。

 同社は2016年に、基幹システムの「SAP ECC 6」の保守を米リミニストリート(Rimini Street、日本法人:日本リミニストリート)の第三者保守サービス「Rimini Support」に切り替えた。Rimini Supportは、ベンダーによる純正の保守・サポート費用の半額で利用できること、重大なインシデントに対する10分以内の返答をSLAとして保証している(図1関連記事第三者保守のリミニストリート、SAP ECC 6.0とS/4HANAの全バージョンを2040年までサポート)。

図1:「Rimini Support」をはじめとするソフトウェア保守/運用サービス群(出典:日本リミニストリート)
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 当時、第三者保守を選択した動機に、SoR(Systems of Record)に属する基幹システムにおいて膨れ上がる保守コストへの危機感があった。オートバックスセブンのIT管掌で、オートバックスデジタルイニシアチブ(ABDi)代表取締役社長の則末修男氏には、「当社の中核的な使命は、安全なクルマ社会を守り、顧客の生活を豊かにすること。収益や価値を生み出さないシステムに多額の投資を行うことは、その使命から私たちを遠ざけてしまう」という考えがあった。この決定により保守・サポートコストが削減され、高付加価値なイノベーションに向けたリソースに投資を振り向けることになった。 

 その後同社は、RDBMS「Oracle Database」の保守もRimini Supportに切り替えている。これにより、SAPとOracleの両基幹システム環境において、深い専門性を備えた単一のサービスプロバイダーに保守・サポートを委ねることになった。「ECC 6とOracle Databaseに対して提供される15年間の保証により、重要システムが長期にわたってサポートされ続けるという安心感が得られた」(則末氏)。同社は現在、オラクルから直接ライセンスを購入し、その保守を直ちにリミニストリートへ移管している。

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