[市場動向]

リコー、AIの導入・定着支援に特化した新会社「リコーAIコンサルティング」を設立

2026年6月30日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三

リコーとライズ・コンサルティング・グループは2026年6月29日、AI導入・定着コンサルティングの合弁会社「リコーAIコンサルティング株式会社」を設立したと発表した。顧客企業に、AIエージェントの実装と定着を確実に実現するための支援をワンストップで提供するとしている。資本金は1億円で、出資比率はリコーが80%、ライズ・コンサルティング・グループが20%。代表取締役社長には梅津良昭氏が就任し、2026年7月の事業開始を予定する。

 リコーと、コンサルティングファームのライズ・コンサルティング・グループは、AI導入・定着コンサルティングの合弁会社「リコーAIコンサルティング株式会社」を2026年6月に設立した。資本金は1億円で、出資比率はリコーが80%、ライズ・コンサルティング・グループが20%。本社所在地はリコー本社と同じで、代表取締役社長に梅津良昭氏(写真1)が就任。2026年7月の事業開始を予定する(表1)。

写真1:左から、リコーAIコンサルティング代表取締役社長の梅津良昭氏、取締役の中司佳輔氏(出典:リコー、ライズ・コンサルティング・グループ)
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 新会社は、経営課題や業務課題の整理から着手し、AIを活用した将来像の策定、KPIの設計、業務プロセスの改革、AI活用基盤の構築、導入後の定着・継続改善までをワンストップで支援する。本番導入フェーズでは、企業内に蓄積した暗黙知や非構造化データを活用するAI技術基盤「Hi.DEEN」など、リコーグループのAI技術・製品を活用する。

 合弁会社設立の背景として、企業において生成AI活用の取り組みが進む一方、「どの業務に適用すべきか分からない」「導入しても定着しない」といった課題が顕在化していることを挙げる。「生成AIの活用局面が、対話によるアイデア創出(Chatting)から、AIエージェントが自律的に業務を遂行する段階(Operating)へと急速に移行しており、実装と定着を確実に実現する支援体制が求められている」(梅津氏)。

 新会社においてリコーは、AI開発の知見と関連製品、独自LLM、顧客基盤などを提供する。ライズ・コンサルティング・グループは、戦略立案から実装・業務定着までのコンサルティング力を提供する。両社は2026年3月に合弁会社設立に向けた基本合意を締結し、今回の発表に至った。

表1:合弁会社の概要(出典:リコー、ライズ・コンサルティング・グループ)
名称 リコーAIコンサルティング株式会社
所在地 東京都大田区中馬込1-3-6
代表者 代表取締役社長 梅津良昭氏
事業内容 AI活用の構想から実装・定着までを一貫して支援するコンサルティング事業
資本金 1億円
出資比率 リコー 80%、ライズ・コンサルティング・グループ 20%
事業開始 2026年7月(予定)
URL https://ai-consulting.ricoh.com/
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リコー / 生成AI / ITコンサルティング / AIエージェント / 協業・提携 / 組織再編

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