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SHIFT、SAP刷新の構想策定を最短2カ月に短縮するコンサルティング、AIが既存システムのコードを解析

2026年9月3日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

SHIFTは2026年9月2日、SAP ERP刷新支援コンサルティングサービス「SHIFT DQS for リバースエンジニアリング SAP S/4HANAオプション」の提供を始めた。現行システムの可視化からSAP刷新構想の策定までは、人手作業だと通常6カ月から1年程度かかるが、それを最短2カ月に短縮するとしている。

 SHIFTの「SHIFT DQS for リバースエンジニアリング SAP S/4HANAオプション」は、「SAP ERP(ECC6.0)」から「SAP S/4HANA」への刷新を支援するコンサルティングサービスである。

 現行システムの可視化からSAP刷新構想の策定までは、人手作業だと通常6カ月から1年程度かかるが、それを最短2カ月に短縮するとしている(図1)。

図1:SAP ERP刷新支援サービス「SHIFT DQS for リバースエンジニアリング SAP S/4HANAオプション」の内容(出典:SHIFT)
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 「S/4HANAへの移行では、現行システムのブラックボックス化や、現場へのヒアリングや文書の手作業解読といったアナログな調査手法がボトルネックになっている。移行では現行業務を精査してSAP標準業務プロセスとマッピングする作業が必要だが、人手では実態の把握に時間がかかる」(SHIFT)という課題に応える。

 同サービスは、既存システムのソースコードをAIが直接解析し、ヒアリングに頼らずに現行システムの外部仕様と内部仕様を可視化する。また、機能の情報をSAP標準と照合し、SAP標準への移行が可能か否かの判断や導入範囲の検討を迅速に進める。さらに、AIが出力したマッピングの案をSHIFTのコンサルタントが検証・評価し、移行後の業務プロセスの方向性を精緻化する。

 サービスの流れとして、同社が以前より提供する「SHIFT DQS for リバースエンジニアリング」を用いて、現行システムのソースコードから仕様を可視化する。その後、AIがSAP標準業務プロセス(スコープアイテム)にマッピングし、SHIFTのSAPコンサルタントが業務のスリム化を伴走支援する。

 最終的に、ユーザー自身が以下の4つの分類に基づいて適切な意思決定を行えるように支援する。

  • 標準対応:カスタマイズを不要とし、SAP標準プロセスをそのまま適用する。
  • 業務変革:業務目的は維持し、SAP標準に合わせて業務プロセスを再設計する。
  • 拡張:SAP標準プロセスで代替不可のため、別手段で拡張を図る。
  • 廃止:業務自体を廃止する、またはスコープ外とする。

 SHIFTは同サービスを通じて、業務のスリム化により、不要な追加開発を行わない「アドオンゼロ」を推進し、クリーンコアを実現するとしている。初期コスト抑制のほか、システム保守・運用コストを含むTCOの最小化を支援する。

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SHIFT / S/4HANA / リバースエンジニアリング / 基幹システム / ERP / ITコンサルティング / SAP

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