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LogLogic Japan、統合ログ管理アプライアンス2モデルを発表

2008年10月26日(日)IT Leaders編集部

LogLogic Japanは2008年10月24日、統合ログ管理アプライアンス製品シリーズに「LogLogic 4.4i MX2010日本語版」を追加し、ゲートウェイアプライアンス「LogLogic LG400」を同日に販売開始すると発表した。両製品とも国内販売を兼松エレクトロニクスが販売する。

 LogLogic Japanの統合ログ管理アプライアンス「MX2010」は、最新のLogLogic統合ログ管理エンジン「LogLogic 4.4i」と1年分のログを保管可能な2TBのオンボードストレージを搭載。ログ収集機能と蓄積機能を、中規模のオペレーションに最適な仕様に統合した。PCI DSS、SOX、ITILなどのコンプライアンススィートを標準搭載し、IDやアクセス管理、変更管理、セキュリティ管理、事業継続性、ITパフォーマンス管理のすべてに対応する。

 ゲートウェイアプライアンス「LG400」は、同社が2006年4月から支援するオープンソースプロジェクト「Project Lasso」の成果である「Lasso Software」を搭載し、Windowsのイベントログをエージェントレスで収集して変換する。管理対象システムに常駐ソフトウェアをインストールしないので、導入・運用の負荷が少なく、遠隔地の数百のWindowsシステムのログを1拠点から収集・管理することが可能。既存の環境のパフォーマンスの劣化、ソフトの不整合などが発生しないという。

 「LG400」をLogLogicの他の統合ログ管理アプライアンス製品と組み合わせることで、WindowsとLinux/UNIXなどが混在する環境のログ管理を一元的に行うことも可能となる。

 また、SIベンダーまたはユーザーが「LG400」に搭載された「Lasso Software」を独自に機能拡張できる開発フレームワークとして「Open Lasso SDK」も提供される。これにより、サードパーティベンダーが提供する高額なプロフェッショナルサービスを利用せずに、さまざまなアプリケーションに対応するログ収集モジュールを独自に開発できる。

 両製品とも兼松エレクトロニクスが販売する。同社による販売価格は、「LogLogic 4.4i MX2010」が9,000,000円(税別)、「LogLogic LG400」3,600,000円(税別)。兼松エレクトロニクスは今後3年で両製品あわせて100システムの導入を予定している。

LogLogic Japan
http://www.loglogic.com/jp/

兼松エレクトロニクス
http://www.kel.co.jp/

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兼松エレクトロニクス / LogLogic / ログ管理 / ITIL / PCI DSS

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