セールスフォース・ジャパンは2026年5月20日、チャットツール「Slack」で使えるAI支援機能「Slackbot」に4つの新機能を追加し、提供を始めたと発表した。定型業務の自動化から市場調査、CRMの更新までを自然言語で実行できるようにした。
セールスフォース・ジャパンの「Slack」は、法人向けのチャットツールである。同ツールに標準搭載するAI支援機能「Slackbot」は、業務の入り口となるAIチャット画面であり、利用者が自然言語で指示するだけで業務を実行できる。
今回、Slackbotに4つの新機能(AIスキル、ディープリサーチ、Salesforce Actions、メモリ機能)を追加した。定型業務の自動化から市場調査、CRMの更新までを自然言語で実行できるようになった。
(1)「AIスキル」は、キャンペーンの企画書作成やインシデント報告など、繰り返し発生する業務をひな形として登録し、同じ品質と書式で再現する仕組みである。職種別のひな形をあらかじめ用意するほか、Slackbotとの対話を通じて利用者が独自のひな形を作成することもできる。
(2)「ディープリサーチ」は、複数の情報源を横断して調査・分析を自動で進める機能である。市場調査や競合分析の報告書を約4分で生成するとしている。
(3)「Salesforce Actions」は、Slackの画面上からSalesforceのCRMデータを直接作成・更新・編集できる機能である。Slackbotに自然な言葉で依頼するだけで、商談ステータスの更新、取引先情報の編集、活動履歴の記録などを実行できる。Slackbotが下書きを提示し、利用者が承認した上で反映する。
(4)「メモリ機能」は、ユーザーとチームのSlack上での行動履歴・会話・習慣・好みを継続的に学習し、時間の経過とともによりパーソナライズされた対応が可能になる機能である。学習データは管理者には公開せず、個人のプライバシーを守る。
2026年5月中に、グラフを対話で生成する「Slackbot Charts」も追加する。
2026年夏には、複数のAIエージェントを連携させる「Agent Orchestration」、Slack外の業務画面まで支援対象を広げる「Slackbot for your Desktop」、Web会議の文字起こしや要約を自動化する「Intelligent Note Taking」、音声でCRMを操作する「Voice Command」、外部サービスとMCPで接続する「MCP Client」の提供を予定する。
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