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NRIセキュア、「SecureCube / Labeling Enterprise」の販売と「Personal」サポート提供を開始

2010年2月18日(木)IT Leaders編集部

NRIセキュアテクノロジーズは2010年2月17日、電子ファイル情報資産を重要度別に識別・整理するソフトウェア「SecureCube / Labeling(セキュアキューブ・ラベリング)」のサーバー向け「Enterprise」の販売と、クライアントPC向け「Personal」の有料サポートの提供を、同日より開始すると発表した。

NRIセキュアテクノロジーズは「SecureCube / Labeling」において、クライアントPC側で情報資産を識別・整理する「Personal」を2009年10月より無料配布している。これに加え、サーバー側で情報資産の利用状況を収集・統合して管理する「Enterprise」の販売を開始。「Enterprise」は、「Personal」と組み合わせて利用することで、全社レベルで統合的な情報資産の管理を可能にする。電子ファイルの情報資産を明確に把握し、ラベル付与ポリシーを統一することで、企業が抱える「社内ルールと現場でのギャップ」を埋め、より高度なセキュリティ対策を実現する。「Enterprise」は、比較的利用規模の大きい企業、または、管理する重要情報資産が多い企業が利用することで、より大きな効果がある。

同製品の主な特長は以下のとおり。

  1. 利用者が「Personal」を使って識別・整理した情報資産を収集し、情報資産管理台帳を作成
    利用者が付与した情報資産に対する重要度別のラベル情報(機密・関係者限・社内限など)を、自動的にEnterpriseサーバーに収集し、統合的な情報資産管理台帳を作成
  2. 利用者が付与するラベルのポリシーの統一
    利用者が付与する重要度別のラベル情報ポリシーを、全てのユーザに対して強制的に統一することで、会社のラベル付与ルールに従った重要資産ファイルの作成・識別が可能
  3. ラベルを付与したログや重要資産ファイルのアクセスログの統合管理
    ラベル付与したログや重要資産ファイルの利用ログだけでなく、印刷履歴ログやラベルの重要度の変更ログを取得。また、重要資産に対するアクセスのランキングなども検索可能

また同製品では、従来の無料版の他に、問い合わせ対応やサポートを必要とする企業向けに、有料でのサポートの提供を開始する。

「SecureCube / Labeling Enterprise」のライセンス価格は、最小規模である499ユーザーまで4000円/人(税別)で、ユーザー人数に応じて変化する。サーバーへの導入支援は50万円/台(税別)。また、「SecureCube / Labeling Personal」サポートは、最小規模である99ユーザーまで定額5万円(税別)。販売は、代理店である図研ネットウエイブを通じて行われる。

同社は、「SecureCube / Labeling」の売上として、2010年度に2億円を見込む。

NRIセキュアテクノロジーズ
http://www.nri-secure.co.jp/

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NRIセキュアテクノロジーズ / 文書管理 / 図研ネットウエイブ

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