パオ・アット・オフィス(Pao@Office)は2011年3月30日、PHPアプリケーションからバーコード画像を生成するライブラリ「Barcode.php Ver1.0」を出荷した。バーコードを簡単に生成できるようになる。価格は、税込み9450円。
Barcode.phpは、PHPで記述したPHPのクラス・ライブラリとして実装した、バーコード生成用のソフトウエア部品。PHPで開発したWebアプリケーション上で、容易にバーコード画像を作成できる。
同社はこれまで、各種プラットフォーム用にバーコード生成部品を提供してきた。2002年10月には.NET Framework用ライブラリ、2006年7月にはJava用ライブラリ、2011年11月にはActiveXコントロール版を出荷。今回、PHPライブラリを追加した。
稼働環境はPHP 5。前提として画像生成用にGDライブラリが必要。Barcode.phpの価格は、1開発ライセンス(Barcode.phpを使って開発するパソコン1台)が税込み9450円、ランタイム・ライセンスは無償。
試用版も用意した。Linuxと一緒に固めたVMware Playerイメージの形で同社サイトからダウンロードできる。ただし、試用版ではBarcode.phpのソース・コードが暗号化されている。
生成可能なバーコードは、以下の通り。
- JANコード
- JAN13(EAN13)
- JAN8(EAN8)
- インターリーブド(Interleaved) 2of5(ITF)
- Matrix 2of5
- NEC 2of5(COOP 2of5)
- NW7(Codebar)
- Code39
- Code128
- UCC/EAN128
- 郵便カスタマバーコード
- QRコード
- 標準料金代理収納用バーコード(コンビニバーコード)
![写真1 Barcode.phpからGDライブラリを使って生成したバーコード画像](/mwimgs/1/5/-/img_15b3336dbb367cafbddad52f010985ef60031.jpg)
写真1 Barcode.phpからGDライブラリを使って生成したバーコード画像