近年の主要ITベンダーが発するメッセージは、デジタルビジネスに関するものが多い。先ごろ来日した米ヴイエムウェアCEO(最高経営責任者)のパット・ゲルシンガー(Pat Gelsinger)氏は、同社が提供するクラウド関連の技術・製品群がどのように「マルチクラウドなITインフラ」を実現して顧客企業のデジタルビジネス転換を促すのかを説明した。
多くの日本のユーザーに支持され、2016年第2四半期は米国に次ぐ売上げ
写真2:ヴイエムウェア代表取締役社長のジョン・ロバートソン(Jon Robertson)氏ゲルシンガー氏来日のタイミングで、ヴイエムウェアの日本国内でのビジネスについて日本法人代表取締役社長のジョン・ロバートソン(Jon Robertson)氏(写真2)が説明を行った。
2015年、日本でのビジネス成長率は、全世界での成長率の倍以上で、国別売上げランキングで日本がドイツを抜いて3位となっている。最新となる2016年第2四半期の売上げはグローバルで2位につけており、引き続き、多くの日本のユーザーからの支持を集めている。
国内の顧客企業の数は1万5000社超。2015年11月にプレオープンしたブリーフィングセンターには、すでに110社以上、350人以上の企業幹部やITマネジャーが来訪したという。
2016年は「デジタルエンタープライズによって顧客の成功を実現させる」とロバートソン氏。その中でも、SDDC、ネットワークとセキュリティ、ビジネスモビリティの3つの領域にとりわけ注力する方針だ(画面2)。
「SDDCについては、まだvSphereしか導入していない顧客も多いので、他の製品に成長の余地がある。ネットワークとセキュリティは日本ではまだ始まったばかりで、大きく伸びるだろう。ビジネスモビリティは逆に日本が他国より大きく進んでいる分野で、今後も成長を見込んでいる」(ロバートソン氏)
画面2:国内における2016年度の注力分野(出典:ヴイエムウェア)拡大画像表示
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