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SCSK、Red Hat JBoss BRMSとMicrosoft Azureを活用したIoTクラウド基盤を提供

2016年8月30日(火)IT Leaders編集部

SCSKは2016年8月29日、IoT(Internet of Things)データを「Microsoft Azure」に蓄積し、同基盤上で「Red Hat JBoss BRMS」を使って自動制御・分析するための、ソフトウェアサブスクリプションとサポート、および構築サービスとデータ活用のコンサルティングを発表した。提供開始は2016年9月1日。

 SCSKは、レッドハットが提供する「JBoss BRMS」(Business Rule Management System)と、マイクロソフトのクラウドコンピューティング基盤である「Azure」を組み合わせた「Red Hat JBoss BRMS on Azure」の導入を支援する。

 Red Hat JBoss BRMS on Azureでは、IoTベンダー各社が提供するIoT基盤サービスを使い収集したデータをAzureに蓄積し、自動制御・分析を行う際に、ルールエンジンとしてJBoss BRMSをAzure上で利用可能にする。これにより、データを活用可能な形に加工できる。

 ユーザーは、自社ですでに利用しているIoT(Internet of Things)基盤とJBoss BRMS、Azureを連携させることで、データのフィルタリング・蓄積・分析・見える化を可能にするIoTクラウド基盤を迅速に構築できるようになる。

 SCSKは、JBoss BRMSソフトウェアのサブスクリプションとサポートを提供するほか、基盤の構築サービスと、データ活用に向けたコンサルティングサービスも提供する。

 ソフトウェアサブスクリプションとサポートに関しては、Azure上で利用可能なサブスクリプションを提供することに加え、レッドハットの技術開発への仕様要求を含むサポートを提供する。

 構築サービスでは、インストールから設定まで(ルール構築は含まず)、Azure上でのJBoss BRMSの環境構築を支援する。

 データ活用に向けたコンサルティングサービスでは、データ利活用のPOC(Proof of concept:概念実証)を提供するほか、課題整理、目標作成、ルール設計から作成、レビューのそれぞれのフェーズにおける技術支援を提供する。

 価格は、Red Hat JBoss BRMS on Azure 16Coreの初年度利用料(サポートを含む)および構築サービスが500万円、データ利活用のコンサルティングサービスが300万円から。

 SCSKは、レッドハットならびに日本マイクロソフトと共同で営業とマーケティング活動を推進し、今後3年間で30社への提供を目標にする。

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