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富士通とグリッド、AIサービスを共同開発

2017年4月19日(水)IT Leaders編集部

富士通とグリッドは2017年4月18日、富士通のAI(Artificial Intelligence)技術「Human Centric AI Zinrai」と、グリッドの機械学習/深層学習フレームワーク「ReNom」を組み合わせたAIサービスの共同開発に向けて協業すると発表した。

 富士通とグリッドは、AI(Artificial Intelligence)を活用したユーザー向けのシステム構築において、「ReNom」を活用することで合意した。

 また今後、「Zinrai」とReNomを組み合わせた新たなサービスを共同開発し、AIの活用を支援する基盤「Zinraiプラットフォームサービス」(クラウドサービス・オンプレミス)の一部として富士通が提供していくという。

 Zinraiは、富士通が持つAIに関する知見および技術を体系化したものだ。

 ReNomは、グリッドが開発した深層学習アルゴリズムや最適化アルゴリズム、生成モデルなどの様々なアルゴリズムをライブラリーとして備えた、AI開発のためのフレームワークである。複雑なプログラミングは不要で、ライブラリーを組み合わせることで容易にAIを構築できる。

 両社は相互のビジネス拡大を目指し、商談の共同推進やAIに関する知見・ノウハウの共有に向けた人材交流を検討するとしている。

 なお、同協業は、富士通がオープンイノベーションの取り組みの一環として、富士通の事業部門とベンチャー企業とのマッチングの機会を提供する「MetaArcベンチャープログラム」の第3期における成果の1つだという。

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