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朝日生命の営業タブレット展開にあたりAPMソフトを導入、サムライズが発表

2018年2月7日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

サムライズは2018年2月7日、朝日生命保険が2018年1月に営業用パソコンをタブレットPCにリプレースするにあたって、システム性能監視ソフト「CA APM」(CA Application Performance Management)を導入したと発表した。性能問題が発生した際に、素早く解決できるようにすることが狙い。

 朝日生命は2018年1月、全国1万2000人の営業職員が使う営業用パソコンを、タブレットPCにリプレースした(発表は2017年2月20日)。これにともない、これまで書面で行っていた契約手続きを電子化した。外出先で各種照会ができるようになったことから、顧客対応の即時性も高まった。タブレットPCは、富士通と富士通クライアントコンピューティングが開発した。

図1●CA APMの画面イメージ(出所:サムライズ)図1●CA APMの画面イメージ(出所:サムライズ)
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 サムライズによれば、朝日生命はこれまで、性能問題が発生した際に、スキルの高いエンジニアが属人的に時間をかけてログを解析していた。APM製品によって、性能問題の解決を省力化する。CA APMは、管理対象環境への影響負荷や計測のための情報量の豊富さなどから導入を決めた。今後は、アプリケーション性能の予兆検知や、運用工数の省力化を目指す。

 なお、CA APMは、Webアプリケーションサーバー(Javaおよび.NET)の性能をサーバーの内部で監視するソフトウェア「Introscope」と、エンドユーザー視点でWebアプリケーションのレスポンス性能を監視するソフトウェア「Customer Experience Manager」(CEM)をパッケージ化した製品である。

 中核機能のIntroscopeは、どこに性能のボトルネックがあるのかを、ユーザー操作の視点から、個々のJava/.NETクラスまで、粒度をドリルダウンしながら分析できるソフトウェアである。本番環境の稼働状況を監視する使い方を想定し、アプリケーションに最初から組み込んでおくのではなく、Java仮想マシンや.NET仮想マシンがクラスを読み込むタイミングで監視用のプローブを埋め込む仕組みを採用している。

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