データベース関連の製品やサービスを提供するインサイトテクノロジーは2018年7月19日、異なるデータデース間でデータをレプリケーションするソフトの新版「Attunity Replicate 6.1」を発表、同日提供を開始した。価格(税別)は、300万円から。開発会社は、米Attunity。
インサイトテクノロジーの「Attunity Replicate」は、異なるデータベース間でデータをレプリケーション(同じデータをコピー)するためのソフトである。リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)やApache Hadoopなど、各種のデータベース間で高速かつリアルタイムにデータを複製できるとしている。
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特徴は、一部のデータソースを除き、データソース側にエージェントソフトをインストールすることなくデータを抽出できることである。Attunity Replicateがデータソースにネットワーク経由でアクセスしてデータを抽出し、これをターゲットとなるデータベースに反映する形になる。
新版では、IBM製のメインフレーム用OS「z/OS」上でRDBMS「Db2」を動作させた環境からエージェントレスでデータを抽出できるようにした。従来版では、z/OS上に専用のエージェントソフトが必要だった。エージェントレスでデータを抽出することで、メインフレームへの負荷を90%軽減できるとしている。
新版を使った事例として、国内の大手銀行において、z/OS上のDb2からオープンソースのDBMSへの移行実績があるという。
Attunity Replicateがデータを抽出可能なソースデータベースの例は、Oracle Database、SQL Server、MySQL、PostgreSQL、Db2、Sybase、Hadoopなど。一方、データの反映先となるターゲットデータベースの例は、データソースに加えて、Amazon Redshift、Azure SQL DW、Teradata、Netezza、Vertica、SAP HANA、Pivotal、Apache Kafka、MongoDBなど。
インサイトテクノロジー / メインフレーム / マイグレーション / DBMS / Oracle / z/OS / Db2 / IBM / レガシーマイグレーション / RDBMS
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