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緊急時対策にビジネスチャットを活用―物語コーポレーション

2018年10月24日(水)IT Leaders編集部

ここ数年、「過去に例を見ない」レベルの自然災害が列島を次々と襲っている。緊急時にいかに迅速に従業員と意思疎通を図れるかは、企業に課された命題となっている。愛知県豊橋市に本社を置き、「焼き肉きんぐ」「丸源ラーメン」といった外食事業を全国展開する物語コーポレーションは、緊急時の連絡ツールとしての役割も担えるコミュニケーションツールとして、ドリーム・アーツの「知話輪(ちわわ)」を導入した。

 物語コーポレーションは、国内459店舗、海外にも16店舗を構える外食チェーン。同社の発表によると東日本大震災をきっかけに、緊急時の専用連絡ツールを導入、食糧支援や帰宅困難者への店舗解放など、災害時に果たすべき社会的使命に即座に対応できる体制を整えてきた。

 いざ、災害が頻発し対応すると、既存ツールの操作性に難があり、各店舗への対応指示や従業員の安否確認が迅速に行えていないことが判明した。そこで、外部からアクセス可能で、一斉メールなどの手間をかけることなく指示を徹底できるビジネスチャットを導入することにした。

 物語コーポレーションでは、グループウェアの「Insuite」やWebデータベースの「ひびきSm@rtDB」といったドリーム・アーツ製品を使っており、これらをクラウドサービスとして提供するDreamArtsクラウドサービス(DCS)に移行していた。そこで、操作性や製品コンセプトも鑑みたうえで、同じドリーム・アーツが提供する知話輪を採用した。通常のコミュニケーション基盤としても活用している。

画面1:知話輪のチャット画面イメージ

 知話輪は、タイムラインをベースとした大企業向けビジネスチャット。社内、グループでの通常のコミュニケーションのほか、ユーザーへの「通知」機能により情報の見落としリスクを回避する。ドリーム・アーツの各プロダクトのほか、様々な外部サービスと連携するためのAPIを備えており、迅速なコミュニケーションによる業務効率化につなげることも可能だ。

 物語コーポレーションでも、ワークフロー機能を持つ、ひびきSm@rtDBと連携することで、申請・承認といった意思決定に係わる業務をスマートフォンで完結できるなど、業務効率化への貢献が期待されている。

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ビジネスチャット / 社内SNS / 物語コーポレーション / ドリーム・アーツ / グループウェア / Webデータベース / 外食

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