[事例ニュース]

北陸銀行、スマホアプリで口座を開設、犯罪収益移転防止法に対応

2019年2月18日(月)IT Leaders編集部

北陸銀行は、2019年2月18日にスマートフォンアプリを使って口座を開設する機能を提供開始する。新規口座開設、デビッドカード申し込み、投資信託口座の申し込み、住所変更などからサービスを開始する。今後は順次、顧客向けサービスを拡大していく。システムを構築した日本IBMが2019年2月15日に発表した。

 北陸銀行(本店:富山県富山市)は、個人の顧客がスマートフォンを通じて、新規口座開設、デビッドカード申込、投資信託口座申込、住所変更などを行えるサービスを提供する。本人確認については、写真撮影のポーズをスマートフォンアプリケーションが提示し、それに合わせて撮影した写真を送信する。これにより、信頼性の高い本人確認を支援する。

 さらに、運転免許証やマイナンバーカードなどの表面と裏面をそれぞれ撮影してもらうことで、コピーされた紙の写真でないことを確認する。これらの申請手順を経て本人と確認ができた場合には、そのままサービスを開始できるため、顧客の利便性が向上する。

 送付された撮影写真が不鮮明であったり、免許証などが本物であることを確認できなかったりした場合には、本人確認が必要な郵送で対応する。

 このほか、本人確認の際に撮影した運転免許証の画像は、OCR(光学文字認識)機能を利用して氏名、生年月日、運転免許証番号などを読みとって入力項目に活用できるため、入力ミスを防げるとともに、より簡単に申請を行えるようになる。

 取り組みの背景について同行は、スマートフォンを活用した銀行サービスの拡充が重要になっていることを挙げる。「金融機関は犯罪収益移転防止法への対応に早急に備えることが求められている。このため、非対面による本人確認をどのように行うかが課題で、本人確認の仕組みを導入したスマートフォンアプリケーションが求められていた」(同行)。

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