アトラシアンは2025年6月20日、タスク管理ツール「Trello」の新版をリリースした。新版では、Slack/Teamsやメールなどと連携してタスクを抽出する強化を追加した。さらに、プロジェクト管理ツール「Jira」と連携し、チーム内で自分が行うべきタスクなど、個人としての生産性向上を支援できるようにした。
アトラシアンの「Trello(トレロ)」は、カンバン方式のタスク管理ツールである。「To Do(やるべきこと)」「Doing(進行中)」「Done(完了)」といったリストの列に付箋のようなタスクカードを配置し、進捗に応じて移動させるやり方でタスクを管理する。
画面1:タスク管理ツール「Trello」のモバイル画面の例。ToDoタスクを外部ツールから自動で取り込める(出典:アトラシアン)拡大画像表示
新版では、Trello内でToDoタスクを作成するだけでなく、外部ツールから自動で取り込めるようにした。新設の「インボックス(受信トレイ)」機能を使い、SlackやTeamsのメッセージ、受信メール、スマートフォンやPCで作成したメモなどから直接タスクを作成可能である(画面1)。届いたメッセージをAIで解析し、期日や優先度といった情報を抽出する機能も持つ。
「Trelloプランナー」機能では、GoogleカレンダーやMicrosoft(Outlook)カレンダーと連携し、タスクをドラッグ&ドロップで1日のスケジュールに組み込める。集中できる時間の確保などが容易になる。
プロジェクト管理ツール「Jira」との連携機能が加わった。Jiraの作業項目をTrelloボードに追加すると、Jiraで行われた変更がTrelloボードにも自動で反映される。また、プロジェクト、タイプ、ステータス、担当者などのフィルタでタスクを整理可能になった。
無料のフリープランのほか、3つの有料プラン(スタンダード、プレミアム、エンタープライズ)を用意している(表1)。新機能群は、フリー、スタンダード、プレミアムでは2025年7月末までに、エンタープライズプランでは2025年後半に利用可能になる。
表1:Trelloの主なプランと新機能(出典:アトラシアン)拡大画像表示
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