[調査・レポート]

業務自動化率で日本企業は調査国中最下位、理由は「変化への恐れ」

ServiceNowのグローバル調査と年次コンファレンスで見えた課題と打開の方向性

2019年6月11日(火)五味 明子(ITジャーナリスト/IT Leaders編集委員)

ServiceNow Japanは2019年6月5日、「業務自動化に関する国際調査」の調査結果を発表した。業務の自動化に対する従業員の考え方や経験、企業内における業務自動化のレベルなど12国・地域で調査したところ、日本企業の業務の自動化率は全体で最も低いという結果になった。この業務自動化やデジタルトランスフォーメーションにおける日本企業の遅れの原因は「変化への恐れ」だ。ワークスタイル変革をテーマにした年次コンファレンスでで同社が発したメッセージと合わせて、浮き彫りになった課題と打開の方向性を考えてみる。

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