日商エレクトロニクスは2019年7月31日、コンテナ基盤の活用によってユーザーのビジネスモデル変革を支援するサービス「Nissho Application Digital Platform」を提供すると発表した。2019年8月1日に開始する。コンテナ基盤として「Red Hat OpenShift Container Platform」を採用した。
日商エレクトロニクスはこれまで、金融機関を中心に、バックオフィス業務をデジタル化するサービスを提供してきた。BPM(業務プロセス管理)、ECM(コンテンツ管理)、ERP(統合基幹システム)、CRM(顧客関係管理)などのソフトウェア群を活用して、業務の改善を支援してきた。

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今回提供するNissho Application Digital Platformは、これらSoR(基幹系システムなどの記録システム)領域のアプリケーションを、コンテナ基盤の上に構築する。複数のアプリケーションに共通するアーキテクチャを採用し、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できる基盤を構築する(図1)。
今後は、SoR領域だけでなく、SoE(顧客と企業のつながりを構築するシステム)領域の新規アプリケーションを順次リリースする。SoRとSoEを兼ねる一気通貫のサービスとして提供することで、ユーザーのビジネスモデル変革を支援する。