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コーソル、「Oracle DB向け災害対策サービス」を開始、DRソフト「Dbvisit」を活用

2019年8月1日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

コーソルは2019年8月1日、Oracle DatabaseをDR(災害復旧)サイトで遠隔バックアップする環境を構築するSIサービス「Oracle DB向け災害対策サービス」を発表、同日提供を開始した。DRミドルウェア「Dbvisit Standby」を導入し、ユーザーに使い方をレクチャーする。価格は要問い合わせ。2022年までに100件の導入を目指す。

 Oracle DB向け災害対策サービスは、Oracle Databaseを遠隔サイトでバックアップし、災害やシステム障害時に復旧できるようにするシステム構築サービスである(図1)。DR(災害復旧)のためのミドルウェアとして、「Dbvisit Standby」(ニュージーランドのDbvisit Softwareが開発、インサイトテクノロジーが販売)を活用する。Oracle Databaseのアーカイブログを定期的にRsyncで遠隔サイトに転送し、転送先のOracle Databaseに反映する仕組み。

図1:「Dbvisit」の運用イメージ(出典:コーソル)図1:「Dbvisit」の運用イメージ(出典:コーソル)
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 ユーザー環境にDRサイトを構築し、ユーザー自ら災害/システム障害時にOracle Databaseを復旧できるように支援する。ユーザーへのヒアリング(情報収集、環境設定書の作成)を元に、Oracle Database製品やDRソフトのDbvisit Standbyを導入し、スタンバイサイトを構築。テストを実施した後に、ユーザーにDRソフト(Dbvisit)の操作方法をレクチャーする。

 Dbvisitでは、Webブラウザ画面から数クリックでDRの操作ができる。フェイルオーバー(スタンバイDBをメインDBに切り替える操作)やスイッチオーバー(メンテナンス時にメインDBとスタンバイDBを切り替える操作)などを実施できる。このほか、本番環境を元にテスト環境を作成する使い方や、スタンバイサイトを参照専用で起動する使い方などもできる。

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