[事例ニュース]

アズワンが自律型データベース「Oracle Autonomous Transaction Processing」を導入

販売店が使う在庫情報確認システムの運用負荷を50%軽減

2020年2月26日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

理化学機器の総合商社であるアズワン(本社:大阪市)は、販売店が在庫情報を確認するシステムに、米Oracleの自律型データベース「Oracle Autonomous Transaction Processing」を導入した。これにより、在庫情報確認システムの運用負荷を50%軽減した。また、稼働時間の向上によってエンドユーザーの利用体験を高めた。日本オラクルが2020年2月26日に発表した。

 アズワンは、科学機器、産業機器、病院・介護用品などを扱う、理化学機器の総合商社である。カタログや同社のECサイト「AXEL」を通じて、400万点超の商品情報を取り扱っている。このうち30万点以上の在庫データを、Oracle ExadataとOracle Autonomous Transaction Processingの連携によって管理し、販売店から在庫データを24時間確認できるようにしている。

 同社は、2014年7月に、6つのシステムで運用していたデータベース基盤をOracle Exadataに統合した。クラウド型でOracle Exadataを提供するOracle Database Exadata Express Cloudをデータベース基盤として導入した。

 2017年には、販売店向けシステムの在庫データを参照する機能を構築した。仕掛けとして、Oracle DatabaseにアクセスするREST APIを簡単に開発できるOracle REST Data Servicesを活用した。また、チャットボットを介して在庫を問い合わせられる仕組みも実装した。

 2020年1月からは、これまで利用していたOracle Database Exadata Express Cloudを、東京リージョンのOracle Autonomous Transaction Processingに移行した(関連記事オラクル、運用を自律化したクラウド型データベースの現状を報告、OLTP向けは専有型も提供)。チューニングや監視などを自律化することで、管理負荷を50%軽減した。さらに、在庫データのロード時間を約93%短縮した。

 また、Oracle Application Expressを活用することで、アプリケーションサーバーを立てることなくREST APIとJSONフォーマットで直接データの読み込みや書き込みができるようにした。これにより、約1カ月の短期間で本番稼働させることができた。

 Oracle Cloudは、日立ソリューションズが販売した。システム構築はオプテージが担当した。アズワンは今後、Oracle Autonomous DatabaseやOracle Cloudの活用範囲を順次拡げていく。

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