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日本エクセム、Oracle性能監視ツールMaxGaugeに新版、Exadataに特化した事後分析が可能に

2020年2月27日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

韓国EXEMの日本法人、日本エクセムは2020年2月26日、Oracleデータベースの性能を監視・解析するソフトウェア「MaxGauge for Oracle」の新版「V5.3.J5」を発表した。2020年2月25日から提供している。新版では、Oracle Exadataに特化した事後分析機能を追加したほか、Oracle Database 19cでも使えるようにした。

 韓国EXEMの日本法人、日本エクセムの「MaxGauge for Oracle」は、Oracle Database向けの性能監視ソフトウェアである。性能のボトルネック部分を、粒度をドリルダウンしていくことで解析する。稼働状況をリアルタイムに把握できるほか、事後分析によって障害発生時のトリガーを特定する。データベースサーバー側に専用のエージェントソフトウェアを導入して使う(画面1)。

画面1:MaxGauge for Oracle v5.3.J5の画面(出典:日本エクセム)画面1:MaxGauge for Oracle v5.3.J5の画面(出典:日本エクセム)
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 解析に使う情報として、OWI(Oracle Wait Interface)を介して処理待ちイベントの情報を取得するほか、実行したSQLなどを収集する。SGA(System Global Area)を直接参照して情報を収集する方式であるため、Oracle Databaseに負荷をかけずに情報を取得できる。

 新版では、データベース専用機であるOracle Exadataに特化した事後分析機能を追加した。Oracle Exadataにおいて、急な性能低下の原因特定・対応だけでなく、性能低下を予防するための情報を分析できる。新版ではさらに、Oracle Databaseの現行版であるOracle 19cを監視できるようにした。

 エージェントソフトの稼働OS(Oracle Databaseの稼働OS)は、Solaris 8~11、HP-UX 11.x、AIX 4.x~7.x、Redhat Linux 5/6/7、Windows Server 2008 R2/ 2012/2016。MaxGaugeサーバーの稼働OSは、LinuxまたはWindows。管理画面はWebアプリケーションで、Webブラウザ(Google Chrome)から利用する。

 MaxGaugeの正規販売代理店は、伊藤忠テクノソリューションズ、沖電気工業、富士通ビー・エス・シーの3社。

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