ヌーラボは2020年4月16日、クラウド型で利用できる作図ツール「Cacoo(カクー)」を強化した。新たに、CSV(カンマ区切り形式)ファイルを読み込むだけでデータベース構成図を自動で作成する「データベーススキーマ機能」を追加した。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額600円または年額6000円。最小導入数は3ユーザー。
Cacooは、クラウド型で利用できる作図ツールである。プロジェクトのアイディアやWebサイトのレイアウト、作業計画などをオンライン上で作成し、チームで共有できる。
フローチャート、ガントチャート、ネットワーク構成図、データベース設計図、UML図、BPMN図、オフィスレイアウトなど、作図のための各種のテンプレートを備える。
今回追加した「データベーススキーマ機能」を使うと、データベースの設計のために作成する「データベース図」を自動で作成できる(画面1)。データベースのメタ情報を記述したCSVファイルをインポートするだけで、データベース構成図を自動で生成する。
拡大画像表示
従来、データベース構成図は、1つずつ手動で作図する必要があった。データベーススキーマ機能を使うと、一瞬で完成させることができる。また、CSVの読み込みで作図できることから、抜け漏れのない正確なデータベース構成図を作成できる。
作成したデータベース構成図は、URLで共有できる。テレワークなどでチームメンバーとオンライン会議をする場面でも、共同で編集しながら会議を進めることもできる。