[新製品・サービス]
テレワーク環境の設定をリモート作業で代行する「リモサポ」─アットライズ
2020年4月17日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
アットライズは2020年4月17日、テレワーク環境の設定をリモート作業で代行するサービス「リモサポ」を発表した。会社のPCをリモート操作する仕組み(TeamViewer)の構築、Web会議システム(Zoom)の環境整備、ログイン時にメールで通知する仕組み、PC利用状況をログに記録する設定などを施す。価格(税別)は、PC×5台までで月額1万5000円、PC×6~10台までで月額2万5000円。なお、PCのOSはWindows 10に限る。
リモサポは、テレワーク環境の設定を、リモート作業で代行するサービスである。IT専任の担当者がいない中小企業などに向く。テレワーク環境の中核として、自宅などのテレワーク環境から会社のPCをリモート操作する仕組みを構築する(図1)。さらに、Zoomを用いたWeb会議の環境を設定する。テレワークを安全に利用できるように、ログイン時にメールで通知する仕組みや、PCの利用状況をログに記録する設定なども実施する。
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テレワーク環境から会社のPCをリモート操作する仕組みには、ドイツのTeamViewerが開発したリモート操作ソフトウェア「TeamViewer」を使う。リモート操作対象のオフィスPCに専用のモジュールをインストールして立ち上げておくだけで、インターネットを介してオフィスPCの画面をリモート操作できる(関連記事:ライフボートがリモート操作ソフトに新版、iPhone/iPad画面も操作・共有可能に)。
1カ月につき5枚のサポートチケットが付属する。これを使って、PCのサポートやホームページの更新作業といった作業を依頼できる。サポートチケット1枚で、おおむね1時間以内の作業を頼める。例えば、2枚使って2時間までの作業を頼める。5枚分を超える場合は、別途追加費用で対応できる。サポートチケットが余っても、翌月への繰り越しはできない。
企業の事情に合わせて、複数の支払い方法を用意している。(1)銀行口座からの自動引き落とし(初回3カ月分は請求書による振り込み)、(2)クレジットカード決済(記事執筆現在、導入準備中のため利用できない)、(3)年間一括払い(請求書発行による振り込み)の3種類から選べる。