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在宅勤務の悩みをAIとのチャットでケアするクラウドサービス「emol work」

2020年5月8日(金)IT Leaders編集部

emolは2020年5月7日、在宅勤務の悩みをAIとのチャットでケアするクラウドサービス「emol work(エモルワーク)」をリリースした。2019年12月2日にベータ版をリリースし、現在トライアル導入企業数は40社になっている。今回、正式版のリリースに当たって様々な改善を行った。

 emol workは、在宅勤務の悩みを、AIとのチャットでケアするSaaSである(画面1)。これまで提供していたベータ版では、メンタル状態をグラフィックで確認でき、メンタルトレーニングを提供していたが、従業員の悩みの根本を解消することができていなかった。今回の正式版では、「チームから悩みをなくす」ことを目的に、チームメンバーの悩みをお互いに共有し、チーム全体で解決方法を考えられるようにした。

画面1:emol workの画面。AIとのチャットを利用して悩みを相談できる(出典:emol work)画面1:emol workの画面。AIとのチャットを利用して悩みを相談できる(出典:emol)
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 AIとの会話では、CBT(認知療法・認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)に基づいた簡易のカウンセリングやコーチング、雑談などを行える。「何に悩んでいるか言葉にしにくい」、「なにかモヤモヤする」といったケースにも、悩みを引き出す質問をAIが投げかけてくれる。チャットでの会話は、AIと本人のみが閲覧可能なため、悩みを打ち明けやすい。

 チームメンバー間で共有した悩みは、付箋で直感的に見られる(画面2)。チームメンバー間でリアルタイムにステッカーを貼ってマークをつけたり、付箋の位置を移動したりできる。悩みにアドバイスや意見などをコメントして、チーム全体で悩みを解決へ導ける。

画面2:emol workの画面。悩みを付箋にしてチームメンバーと共有できる(出典:emol work)画面2:emol workの画面。悩みを付箋にしてチームメンバーと共有できる(出典:emol)
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 悩みを匿名で共有することも可能だ。これにより、チームが抱えている問題やチーム状態を把握することができる。「困った時は誰かが助けてくれる/助けてあげれる」など、悩みを共有できる心理的安全性の高いチームづくりを支援する。

 「悩みボード」を公開にすることで、ゲストユーザーも閲覧・コメントできるようになる。ウェビナーやオンラインイベントでの参加者の悩みを、共有・解決する場として活用することもできる。

 なお、CBT(認知療法・認知行動療法)は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種である。認知は、ものの受け取り方や考え方を指す。ストレスを感じると人は悲観的に考えがちになり、問題を解決できない心の状態に追い込むことがあるが、認知療法では、考え方のバランスを取って、ストレスに上手に対応できる心の状態を作っていく。

 一方、ACT(アクセプタンス&コミットメントセラピー)は、認知行動療法もしくは臨床行動分析と言われる心理療法の1つである。ACTの目的は、人が自らの人生とともにこの瞬間に留まり、価値付けられた行動へと向けて前に進むことだ。不快な気分に対してオープンでいること、過剰反応せずにいること、そういったものを引き出されるような状況も避けずにいることを、学べるように促す。

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在宅勤務の悩みをAIとのチャットでケアするクラウドサービス「emol work」emolは2020年5月7日、在宅勤務の悩みをAIとのチャットでケアするクラウドサービス「emol work(エモルワーク)」をリリースした。2019年12月2日にベータ版をリリースし、現在トライアル導入企業数は40社になっている。今回、正式版のリリースに当たって様々な改善を行った。

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