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インサイトテクノロジー、Oracle DBレプリケーション/DRソフト新版「Dbvisit Standby 9.0」

自動フェールオーバーや日本語チュートリアルを追加

2020年5月19日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インサイトテクノロジーは2020年5月19日、Oracle Databaseのデータを遠隔地にレプリケーション(複製)するDR(災害復旧)ソフトウェアの新版「Dbvisit Standby Version 9.0」(開発元:ニュージーランドDbvisit Software)を発表した。2020年5月1日から提供している。新版では、日本語のチュートリアルを追加したほか、自動フェールオーバー機能などを追加した。

 Dbvisit Standbyは、Oracle Databaseのデータを遠隔サイトでレプリケーション(複製)し、障害発生時に手動で切り替えて事業を継続できるようにするDR(災害復旧)ソフトウェアである。Oracle Databaseのアーカイブログを暗号化した上で定期的にRsyncで遠隔サイトに転送し、転送先のOracle Databaseに反映する仕組み。

画面1:Dbvisit StandbyのWeb管理画面(出典:インサイトテクノロジー)画面1:Dbvisit StandbyのWeb管理画面(出典:インサイトテクノロジー)
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 災害などが発生して主系のOracle Databaseのデータにアクセスできなくなった際にも、バックアップ先のOracle Databaseのデータを用いてシステムを復旧して事業を継続できる。

 Oracle Databaseは、上位エディションのOracle Enterprise Editionにおいて、データをレプリケーションする機能「Oracle Data Guard」を利用できる。これに対してDbvisit Standbyは、Oracle Databaseの標準エディション「Standard Edition」や廉価エディション「Oracle Express Edition」でも動作する。レプリケーション機能のためだけに上位エディションを購入する必要がなくなる。

 Dbvisit Standbyではさらに、Oracle Data Guardと同等な機能(レプリケーション機能と、手動でのスイッチオーバー/フェールオーバー機能)に加え、アーカイブログをデータ圧縮・暗号化して転送する機能や、カスケードスタンバイ機能、――などを利用できる。今回の新版ではさらに、自動フェールオーバー機能、DRテスト機能、日本語化したチュートリアル機能(画面1)などを追加した。

 バックアップ対象のOracle Databaseのバージョンは、10g R2から19cまで。エディションは、Enterprise Edition、Standard Edition、Express Edition。OS環境は、Windows Serber 2008以上、各種Linux(x86)、各種UNIX(AIX、Solaris)。

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インサイトテクノロジー / Oracle Database / BCP/DR / ニュージーランド / RDBMS

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