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Dell EMC、マシンラーニング向けにソフトウェア/ハードウェアを構成したPCサーバー
2020年6月17日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
デルとEMCジャパンは2020年6月16日、マシンラーニング(機械学習)の導入を簡素化するサーバー機「H2O.ai向けリファレンス アーキテクチャー」を発表した。米H2O.aiのソフトウェアとDell EMCのPCサーバー機を組み合わせた。マシンラーニング(機械学習)に適したハードウェア/ソフトウェア構成のリファレンスアーキテクチャ(参照構成)として提供する。価格(税別)は、ソフトウェアの1年間分のライセンスを含んで2816万5000円から。
H2O.ai向けリファレンス アーキテクチャーは、マシンラーニング(機械学習)に適したハードウェア/ソフトウェア構成のリファレンスアーキテクチャ(参照構成)である。米H2O.aiのソフトウェア「H2O Driverless AI」と、Dell EMCのPCサーバー機を組み合わせている。
ソフトウェアのDriverless AIは、マシンラーニング(機械学習)における判定モデルの作成を自動化するソフトウェアである(関連記事:マクニカ、機械学習を自動化するソフト「Driverless AI」を提供、判定理由も可視化)。
データサイエンティストがいなくても、学習用のデータさえ用意できれば、自動でモデルを生成する(画面1)。広く世の中で使われている統計アルゴリズムとマシンラーニング(機械学習)アルゴリズムを搭載している。
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ハードウェアのエントリーモデルの構成は、表1の通り。
サーバー機 | Dell EMC PowerEdge R740XD |
---|---|
CPU | Xeon Gold 5208(2.3GHz) |
メモリー | 64GB(16GB×4枚) |
ストレージ | NVMe接続 1.6TB×2基 |
GPU | NVIDIA Tesla T4 16GB×2基 |
ネットワーク | 10Gbit Ethernet |
ソフトウェア | H2O Driverless AI 1年間サブスクリプション |