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システム監視代行「マネージドオブザーバビリティサービス」、夜間含めアラートに1次対応─ユニアデックス

サーバー使用率やアプリケーション性能/レスポンスを監視

2025年7月3日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ユニアデックスは2025年7月2日、ITシステム監視のマネージドサービス「マネージドオブザーバビリティサービス」を提供開始した。オンプレミス/クラウドを問わず、システム/アプリケーションの稼働状況やユーザー体験(レスポンス)などを監視する。障害検知時は1次対応も行う。

 ユニアデックスの「マネージドオブザーバビリティサービス」は、ユーザー企業のITシステム監視業務を代行するマネージドサービスである。監視ツールと運用代行をセットで提供する。オンプレミス/クラウドを問わず、24時間365日体制でシステムの異常を監視し、監視アラートが発生した際はユニアデックスのサービスデスクが1次対応を実施する(図1)。

図1:ITシステム監視業務を代行するマネージドサービス「マネージドオブザーバビリティサービス」の概要(出典:ユニアデックス)
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インフラ、ミドルウェア、アプリケーションの全レイヤーが監視対象で、それぞれのイベント、ログ、トレース、メトリクスデータを横断的に収集し、稼働状況や性能、ユーザー体験(レスポンス)を監視し、オブザーバビリティ(可観測性)を確保する。ユニアデックスがベストプラクティスに基づいた設定や運用代行を行うため、ユーザー側での作業負荷や設定・運用に要する知識の取得が不要としている。

 監視対象(サーバーのリソース使用率、ミドルウェアの性能、Webサービスの応答性能と死活状況)に応じてメニューを選べる。監視レベル(2段階)と運用代行レベル(2段階)も用意し、これらを自由に組み合わせられる(図2)。

図2:「マネージドオブザーバビリティサービス」の契約体系(出典:ユニアデックス)
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 表1は、監視レベルが下位の「ベーシック」、運用代行レベルが下位の「シルバー」の料金(税別)である。運用監視のためのシステムや運用サービスをすべてセットで提供する。

 ユニアデックスは今後、同サービスの監視対象を広げて、ネットワーク層や各パブリッククラウドのPaaS/コンテナ環境も含めて監視できるようにする。AIを活用した運用自動化も視野に入れ、順次サービス内容を拡充する。

表1:「マネージドオブザーバビリティサービス」の監視レベル「ベーシック」、運用代行レベル「シルバー」のメニューと料金(税別)(出典:ユニアデックス)
メニュー 初期費用 月額費用 提供内容
サービスデスク 7万円 問い合わせ、障害1次窓口、ユーザー専用サービスデスクポータル
Webアクセスモニタリング 2万5000円
(5URL単位)
SaaSを含めたインターネット上のWebページの死活監視、性能監視
インフラストラクチャーモニタリング 3万5000円
(VM5個単位)
リソース(CPU、メモリー、ディスクなど)監視
アプリケーションモニタリング 10万円 10万円
(5項目単位)
アプリケーション性能、エラー監視
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ユニアデックス / オブザーバビリティ / システム監視 / APM / マネージドサービス

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