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MJS、会計ソフト「ACELINK NX-CE会計」にAIで仕訳種類を自動判定する新機能

2025年8月18日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ミロク情報サービス(MJS)は2025年8月18日、中小企業向け会計ソフトウェア「ACELINK NX-CE会計」に、AIで仕訳種類を自動判定する機能を追加したと発表した。同社のクラウドサービス「AI仕訳」との連携で同機能を実現している。

 ミロク情報サービスの「ACELINK NX-CE会計」は、中小企業向けの会計ソフトウェアである。振替伝票や現金・預金出納帳など9種類の形式でデータを入力可能である。入力したデータはリアルタイムに帳票に反映する(図1)。

図1:「ACELINK NX-CE会計」のOCR機能に追加した、仕訳の種類をAIで類推する機能(出典:ミロク情報サービス)
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 オプションで、手動で仕訳を入力する代わりにOCR(光学文字認識)で仕訳データを読み取る機能を用意する。スキャンした通帳やレシート、手書きを含む領収書などの画像を取り込み、AI-OCRエンジンが解析し、仕訳を自動で作成する。記帳業務や確定申告業務などに役立つ。

 今回、OCR機能の強化として、AIで仕訳種類を自動判定する機能を追加した。これまで、仕訳辞書に載っていない仕訳については手入力で補完する必要があった。新機能は、過去の仕訳(当年や前年の仕訳)を学習した予測モデルを使い、「連携先」「取引内容や品目」「取引金額」などの情報から適切な仕訳を類推する。同社のクラウドサービス「AI仕訳」との連携によって同機能を実現している。

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