[市場動向]

オラクル、OCI上でGeminiを活用したAIアプリ/エージェントを構築可能に

今後、Fusion Cloud ApplicationsでもGeminiを提供

2025年8月19日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三

米オラクルは2025年8月14日、OCI上で米グーグル・クラウドのLLM「Gemini 2.5」を提供すると発表した。Geminiを活用したAIエージェントやAIアプリケーションをOCI上で構築できるようになる。今後、業界特化型モデルを含むGeminiの全ラインアップをOCIで利用できるようにする。将来的に「Oracle Fusion Cloud Applications」でもGeminiを提供する予定としている。

 米オラクル(Oracle)は、IaaSのOracle Cloud Infrastructure(OCI)上で、米グーグル・クラウド(Google Cloud)の大規模言語モデル(LLM)「Gemini 2.5」の提供を開始する。Geminiを活用したAIエージェントやAIアプリケーションをOCI上で構築できるようになる。

 今後は、業界特化型モデルを含むGeminiの全ラインアップをOCIで利用できるようにする。将来的には、業務アプリケーション群の「Oracle Fusion Cloud Applications」でも、オプションとしてGeminiモデルを提供する計画という。

画面1:「Oracle Cloud Infrastructure Generative AI(OCI Generative AI)」の画面例(出典:米オラクル)
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 なお、オラクルは2024年1月から、LLMをAPI経由で利用可能なマネージド型の「Oracle Cloud Infrastructure Generative AI(OCI Generative AI)」(画面1)をOCI上で提供している。OCI Generative AIの開始当初に選択できるLLMは「Cohere」と「Llama」のみだったが、ここにGeminiが加わることになる(関連記事オラクル、生成AI「OCI Generative AI」をリリース、Cohere/Llama 2の両LLMを統合的に利用)。

関連キーワード

Oracle / Gemini / 大規模言語モデル / Cohere / Llama / OCI

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