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城北信用金庫、遺言代用などの信託業務を開始、システムにBIPROGYの「TrustPORT」を利用

2026年1月6日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

城北信用金庫(本店:東京都荒川区)は2026年1月5日、信用金庫としては初めて信託業務を開始した。2025年11月に信託業務の兼営認可を取得したことにより、遺言代用信託など相続に関する信託商品を同金庫みずから提供する。信託業務システムに、BIPROGYのSaaS「TrustPORT」を採用している。BIPROGYが同日に発表した。

 城北信用金庫は2017年から、相続に関するトラブルを未然に防ぐことを目的に、信託契約代理店として各種サービスを提供している。「少子高齢化や個人金融資産の高齢者偏在などにより、財産承継を円滑に行う手段として個人信託商品のニーズが高まっている」(同社)ことから代理店業務に携わっている。

 2025年11月には「金融機関の信託業務の兼営等に関する法律」に基づき、信託業務の兼営認可を取得。これによって、2026年1月5日より信託業務を開始した。顧客に対して、これまでのパートナー企業や士業を紹介する形での支援から、信託併営業務として自社のみで商品/サービスを提供できるようになった。

図1:城北信用金庫が導入した信託業務管理システム「TrustPORT」の概要(出典:BIPROGY)
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 信託業務システムに、BIPROGYのSaaS「TrustPORT(トラストポート)」を採用した。汎用的な信託会計管理が可能な「信託会計システム」と、信託業務ごとの「事務管理システム」で構成し、この仕組みによって信託業務の拡張を容易にする(図1)。

 城北信用金庫は、遺言代用信託などを備えた個人信託システムが使えることを評価してTrustPORTを採用した。このほか、「金銭債権信託システム」や「不動産信託システム」といった事務管理システムを揃えている。

 同システムの下、以下の信託商品/サービスを提供している。

  • じょうほく遺言代用信託:指定した受取人に、相続発生時に必要となる金銭を簡単な手続きで渡す、元本保証付きの信託商品。
  • じょうほく遺言信託:遺言書作成の相談から作成・保管・執行まで、遺言の手続きをスムーズに行うサービス。
  • じょうほく遺産整理業務:故人の財産の内容を把握しながら、相続人に代わって遺産相続に必要な手続きを一括して実施するサービス。
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