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SMBCモビット、顧客サービス向けシステム基盤をOpenShiftで再構築、サービス提供をタイムリーに

2020年9月28日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SMBCモビットは、顧客向けにサービスを提供しているインターネット基盤を刷新する。新たなサービスを素早く提供できるように、システム基盤として、クラウド運用基盤ミドルウェア「Red Hat OpenShift」を採用する。日本IBMが2020年9月28日に発表した。

 SMBCモビットは、顧客向けにサービスを提供しているインターネット基盤を刷新する。背景について同社は、サービスを迅速に拡充できるシステム基盤が必要になっていたという状況を挙げる。「スマートフォンを中心とした顧客接点の変化に追従し、ネット取引の拡充や顧客体験の向上を推進する必要があった」という。

 今回、20年前に構築したインターネット基盤を再構築する。再構築するシステムでは、クラウド技術を新たに採用しながら、既存システムとの連携を図る。これにより、新たな価値を生み出せるようにする。

 インターネット基盤の刷新にあわせて、運用を日本IBMに委託するマネージドサービスを活用する。これにより、システム基盤の維持にかかるコストを削減する。従来は、システムごとに大規模な更改を実施してきたことで、システム基盤の維持に多大なコストがかかっていた。

 インターネット基盤の再構築には、オープンソースを活用する。これにより、開発スタイルを変革し、サービスを開発・配備する仕組みを自動化する。これらによって、開発に要する期間を短縮し、新たなサービスを素早く顧客に提供できるようにする。

 クラウド運用基盤ミドルウェアとして、Red Hat OpenShiftを採用する。日本IBMのSIサービスを利用し、既存の機能を維持しつつ、コンテナ化する。これにより、アプリケーションの保守性と拡張性を確保する。日本IBMでは、アプリケーションの開発から運用まで、一貫したサービスを提供する。

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SMBCモビット / OpenShift / IBM / Red Hat

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