NTTデータ イントラマートは2020年10月29日、BPM(業務プロセス管理、ビジネスプロセスモデリング)の認定資格試験「OCEB 2」に合格するための専用講座を開始すると発表した。22020年12月1日から同社Webページを介して申し込める。受講料は3000円程度で、Web教材(約140ページ)と模擬試験で構成する。
NTTデータ イントラマートは、BPM(業務プロセス管理、ビジネスプロセスモデリング)ソフトウェアを提供している。この一環で、BPMのスキルや知識を学べるWeb型のオンライン講座や、同社独自の認定資格を運営している。今回新たに、BPMの認定資格試験「OCEB 2」に合格するための専用講座を開始する。
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OCEB 2(OMG Certified expert in BPM 2、OMG認定BPMエキスパート2)は、一般社団法人日本OMGが2021年第1四半期から国内で開始する、BPMの認定資格試験である。海外では米OMG(Object Management Group)が運営しており、日本語版の試験を新たに日本国内で開始する。日本OMGは、OCEB 2日本語版の提供にあたり、NTTデータ イントラマートと協力する形である(図1)。
OCEB 2は、BPMに関する世界標準の知識とスキルを認定するとしている。業務プロセス管理、業務プロセスの表記法であるBPMN 2.0、BPMN 2.0で表記した業務プロセスを実行するエンジンなどのフレームワーク、その他BPM関連アプリケーション、などの知識を認定する。
NTTデータ イントラマートは、BPM技術者を増やすことを狙う。OCEB 2の講座と認定試験を介して、BPMに関する世界標準の知識とスキルを持つ人材を増やす(図2)。これにより、NTTデータ イントラマートのシステム基盤ミドルウェア「intra-mart」を用いた業務プロセスのデジタル化を普及させる考えである。
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