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ALSOK、ローカル5Gで警備業務を高度化する実証実験、京急電鉄で2021年1月から開始

2020年11月24日(火)IT Leaders編集部

綜合警備保障(ALSOK)、京浜急行電鉄(京急電鉄)、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の3社は2020年11月20日、ローカル5Gで警備業務を高度化する実証実験を開始した。4K映像を用いたドローン・ロボットによる遠隔巡回・監視と、行動検知AIによる警備モデルの高度化を図る。

 ALSOKはこれまでも、警備サービスの高度化と省人化を目指し、5Gの実証試験を実施してきた。5Gの特徴である高速・低遅延を生かした、防犯カメラの高精度ライブ画像の共有や、画像解析による異常検知などの検証を行ってきた。

 今回の実証は、検証結果を踏まえ、新たな技術で巡回や監視などの警備業務を発展させる。具体的には、地域が抱える課題を解決するモデルを構築するとともに、遮蔽物が多い閉鎖空間で電波を効率よく伝搬させるための技術を検討する(図1)。実証場所は、京急電鉄の羽田空港第3ターミナル駅で、実証期間(予定)は2021年1月から。

図1:ローカル5Gで警備業務を高度化する実証実験の概要(出典:綜合警備保障、京浜急行電鉄、NTTコミュニケーションズ)図1:ローカル5Gで警備業務を高度化する実証実験の概要(出典:綜合警備保障、京浜急行電鉄、NTTコミュニケーションズ)
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 地域の課題を解決する実証については、高精細4K映像を用いたドローンやロボットを使って自動巡回・遠隔巡回を行う。また、行動検知AIによる不審行動や歩行サポートが必要な人の自動検知を行うシステム、対処に最適な警備員へ指示を行う「ALSOKスタッフ等連携システム」、およびすべての情報を集約する遠隔統制席(監視センター)を構築する。

 閉鎖空間で電波を効率よく伝搬させる技術の実証については、羽田空港第3ターミナル駅に、遠隔巡回・遠隔監視を行うローカル5Gシステムを構築し、遮蔽物の多い屋内空間でローカル5Gの電波伝搬などに関する実証を実施する。

 システムは、ハンドオーバー(アンテナ間の繋ぎ代わり)を検証するため、複数アンテナを使った構成になる。データ通信の処理(UPF)を実験実施場所に配置することで、低遅延性を確保する。制御通信の処理(5GC)をクラウド型で配置することにより、将来的には複数拠点で共用できる。

 なお、警備用途におけるローカル5G活用のメリットは、外部からの侵入や無線のなりすましに強いこと、高精細4K映像を送信しながら移動するドローン・ロボットとの間で安定して通信できること、ほかの無線電波に影響されないこと、などである。

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綜合警備保障 / 京浜急行電鉄 / ローカル5G

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