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CTC、カメラ/センサーから人や車両の流れをつかむシステムを販売、3密状況も把握

2020年11月26日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は2020年11月25日、カメラ映像から人や車両などを特定する映像解析アプリケーションと、温度や振動などを計測する各種センサーを組み合わせたシステム製品の提供を開始した。小売業、流通業、製造業、官公庁、自治体を中心にシステム構築サービスを含めて提供する。販売目標として3年間で30社を掲げている。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は、カメラ映像から人や車両などを特定する映像解析ソフトウェアと、温度や振動などを計測する各種センサーを組み合わせたシステム製品の提供を開始した。

 映像解析ソフトとして、台湾Gorilla Technologyのソフトウェア「IVAR」(Intelligent Video Analytics Recorder)を使う。各種センサーの管理ソフトとして、アステリアの「Gravio」を使う。

 ネットワークカメラの映像データ解析と、温度や振動、CO2濃度のセンサー情報を組み合わせる。これにより、人や車両の特定や、これらの流れを把握できる。このことから、設備機器を制御したり、密集を回避したりできるようになる。例えば、商業施設やオフィスの特定空間における密集、密接、密閉といった三密の状況を、目視することなくリアルタイムに把握できる。

 システムの構成要素の1つ、台湾Gorilla TechnologyのIVARは、AIを活用した映像解析ソフトウェアである(図1)。顔やマスクの検出、進行方向の検知、滞留状況など、人に関する情報に加えて、車種やナンバープレート、物体の動きなどを判断できる。状況に応じた学習済みのAIモデルを搭載している。

図1:IVAR(台湾Gorilla Technology製)の概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)図1:IVAR(台湾Gorilla Technology製)の概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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 IVARのための専用のカメラ設備は不要で、既存のネットワークカメラや防犯システムの映像などを解析できる。台湾では、駅構内のカメラを活用し、ホームからの落下防止や不審物の検知などに使っている。

 システムの構成要素の1つ、アステリアのGravioは、人感や温湿度、CO2濃度、ドアの開閉などの汎用的なセンサーからデータを収集し、監視や制御を行うIoTセンサー管理ソフトウェアである(関連記事オフィスでIoTセンサーを活用するソフト、アステリアがセンサー込みで提供図2)。導入にあたってプログラミングなどの作業は不要である。動作確認済みの各種センサーの無料貸出プログラムも用意している。

図2:Gravio(アステリア製)のシステム概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)図2:Gravio(アステリア製)のシステム概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ)
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 CTCは、PoCや設計、ITインフラやセンサーの設置・設定を含めた導入支援、既存システムとの連携、保守サポートや運用支援など、トータルなシステム構築サービスを提供する。また、IVARとGravioは、それぞれ単独でも販売する。価格(税別)は、IVARがライセンス提供で初期費用40万円から、Gravioがサブスクリプション形式で年額24万円から。

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