インテックは2020年12月15日、次世代の金融システムの開発・保守を担う人材の育成を目的とした研修サービスに、「スマホネイティブアプリ開発」コースを開講した。AndroidとiOSのアプリを同時に開発できるオープンソースの開発ツール「Flutter(フラッター)」を使ったネイティブアプリ開発を学習できる。eラーニングとハンズオンを組み合わせた形態で、学習受講時間は20時間。受講料(税別)は、1人20万円。
インテックは、次世代の金融システムの開発・保守を担う人材の育成を目的とした研修サービス「IT・ビジネス研修」を提供している。金融システムの開発に携わる技術者が必要とするノウハウや最新技術などを身に付けられるとしている。コンテナ開発、ブロックチェーン、金融業務、PL/I、COBOL、などのコースを用意している(表1)。
コース名 | 価格(税別、1人あたり) | 研修形式 | 概要 |
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スマホネイティブアプリ開発(Flutter) | 20万円 | eラーニング/ハンズオン | オープンソースの開発フレームワーク「Flutter」を使ったスマホネイティブアプリ開発を学習 |
コンテナ開発入門 | 25万円 | eラーニング | コンテナ仮想化技術のDocker、Kubernetesを学習 |
ブロックチェーン | 16万8000円 | eラーニング | 企業向けブロックチェーンのHyperledger Fabricを学習 |
金融業務 | 7万8000円 | eラーニング | 銀行システム開発に必要な業務知識とシステムとの関係性を学習 |
PL/I | 6万9000円 | 集合研修 | 基幹システムの構築に必要なPL/I言語の基本文法を学習 |
COBOL | 13万8000円 | 集合研修 | 期間システムの構築に必要なCOBOL言語の基本文法を学習 |
今回、金融システム開発者向けの研修サービスのメニューを拡充した。新たに、スマートデバイス用のネイティブアプリケーションを開発できるようにするコース「スマホネイティブアプリ開発」を追加した(図1)。AndroidとiOSのアプリを同時に開発できるオープンソースの開発ツール「Flutter(フラッター)」を使ったネイティブアプリ開発を学習できる。
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受講にあたっての前提知識は、オブジェクト指向の知見(経験)と、JavaやJavaScriptなどのプログラミング経験があること。eラーニングとハンズオンの形態で、開発フレームワーク「Flutter」の技術を習得する。到達目標として、Dartプログラミング言語とFlutterを使ってネイティブアプリを開発し、画面デザインと画面遷移を行えるようにする。