SPACER(スペースアール)は2021年1月5日、スマートロッカーの中にある商品をQRコードを使ってその場で購入できる仕掛けを用意したと発表した。有楽町にある多機能型市場「micro FOOD & IDEA MARKET」の店内にスマートコインロッカーを設置した。2021年1月8日に無人販売の実証実験を開始する。
SPACERは、スマートロッカーの中にある商品を、QRコードを使ってその場で購入できる仕掛けを用意した。ロッカーは、中が見えるアクリルボックスとすることで、ショーケースのように使うこともできる。有楽町にある多機能型市場「micro FOOD & IDEA MARKET」の店内にスマートコインロッカーを設置し、2021年1月8日に無人販売の実証実験を開始する(写真1)。
写真1:「micro FOOD & IDEA MARKET」に設置したスマートロッカーの様子(出典:SPACER)拡大画像表示
購入者は、ロッカーの前に貼ってあるQRコードを読み取ることによって、その場でロッカー内の商品を入手できる。スマートフォンでQRコードを読み取り、Webサイトにアクセスし、商品を購入し、ロッカーを開けるための鍵をURLで受け取る。URLをクリックするとSPACERアプリが起動し、その場でスマートロッカーを開け閉めして商品を受け取る。EC(電子商取引)基盤には「Shopify」を使っている。
スマートロッカーを介した即時販売を介して、スマートロッカーの使い方を提案するとともに、どの商材に需要があるのかなどを調査する。また、新しい使い方として、ロッカーに貼ってあるクイズに答えられたら、その場でURL鍵を送り、中から即時に商品などを受け取れるクイズゲームなども展開する。
実証実験を実施する店舗は、有楽町の「micro FOOD & IDEA MARKET」(東京都千代田区有楽町1-10-1有楽町ビル1F)である。店内にスマートロッカーを設置する。実証実験の実施期間は、2021年1月8日から2021年1月29日まで。
従来、ロッカーは、個人が一時的に物品を預け、個人自身で回収するものだった。これに対してスマートコインロッカーでは、非接触の購買体験の手段として利用できる。SPACERでは、「駅や施設のロッカーが物流の拠点になる」と意義を説明している。
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