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住友電工情報システム、文書管理ソフト「楽々Document Plus」新版、UIを刷新

2021年1月14日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

住友電工情報システムは2021年1月14日、文書管理サーバーソフトウェアの新版「楽々Document Plus Ver.6.0」を発表した。同日販売を開始した。同年1月28日に出荷する。新版では、使いやすさに焦点を当ててUIを刷新した。価格(税別)は150万円から。

 楽々Document Plusは、企業の文書を「フォルダー」と「文書(ドキュメント)」の階層構造で管理する、文書管理サーバーソフトウェアである(関連記事文書管理ソフト「楽々Document Plus」新版、文書登録の自動化を強化)。複数のファイルを1つの「文書」に添付して「フォルダー」に保管する、という形をとる。Webアプリケーションとして動作する。

 登録する「文書」には、「日付」や「作成者」といった任意の項目を属性として付与できる。全文検索(あいまい検索)のほか、文書の作成者や作成日といった属性による絞込み(属性検索)ができる。文書はドラッグ&ドロップ操作で登録できる。各部門に分散するファイルサーバーをまたがって閲覧・検索できる。複合機のスキャナ機能を使って紙文書を登録する使い方もできる。登録したファイルはOCR(光学文字認識)で処理するため、全文検索の対象となる。

 今回の新版では、使いやすさに焦点を当て、UIを刷新した(画面1)。画面全体の色調を統一し、ボタンや文字の余白など細部にまで注力し、シンプルでモダンなデザインに刷新した。さらに、メニューを分かりやすくした。管理メニューをいくつかのカテゴリに分類し、カテゴリごとに見出しと補足説明を付けた。

画面1:楽々Document Plusの管理メニュー画面(出典:住友電工情報システム)画面1:楽々Document Plusの管理メニュー画面(出典:住友電工情報システム)
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 また、ポータル画面(トップ画面)をカスタマイズできるようにした。従来は、「お知らせ」、「文書リンク集」、「アクセスランキング」、「最近見た文書」、「全文検索ボックス」を表示していた。今回、これら5つの情報のうち、使いたいものだけを表示するなど、画面構成をカスタマイズできるようにした。画面構成は、全体または個人単位で設定できる。全体ではアクセスランキングを非表示にし、システム管理部門では表示する、といった使い方ができる。

 稼働環境は、以下の通り。稼働OSは、Windows Server。Webアプリケーションサーバーとして、Tomcatを使う。文書属性などを登録するデータベースサーバーとして、PostgreSQL、Oracle Database、SQL Serverのいずれかが必要。

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