タイタンコミュニケーションズは2021年2月5日、物流業向けの「事務処理自動化支援サービス」を開始した。同社のRPA(ロボットによる業務自動化)ソフトウェア「ミラロボ」と、業務・自動化状況を可視化するソフトウェア「ミラロボマネージャー」を利用する。価格(税別)は、初期費用が10万円(契約時)で、ミラロボ利用料が月額5万円、ミラロボマネージャーは月額1万円。
「事務処理自動化支援サービス」は、物流業の業務を、RPAソフトウェアを使って自動化するサービスである。物流業務における配送依頼や出荷指示、実績集計、請求処理といった事務処理の自動化を支援する。RPAソフトウェアとして、「ミラロボ」と「ミラロボマネージャー」を使う(図1)。
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ミラロボRPAを利用している物流企業は、タイタンコミュニケーションズが提供するインターネット上の業務可視化基盤「ミラロボマネージャー」に、自動化したい自社業務の手順を登録する。
その後、タイタンコミュニケーションズの「ミラロボ・サンプルシナリオ作成チーム」が、業務を自動化するためのRPAプログラムを作成し、ユーザー企業に提供する。また、事務処理によくある事例のサンプルシナリオも公開している。
ユーザー企業は、サンプルシナリオをベースにして、RPAのシナリオを構築できる。シナリオ作成初期段階の時間と手間を軽減できる。RPAプログラムを作成するスキルも不要である。