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RPA新版「Autoジョブ名人 Ver.5.0」、リスト型/フロー型のいずれでもスクリプトを開発可能に

2021年9月8日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ユーザックシステムは2021年9月8日、RPAソフトウェア「Autoジョブ名人」の新版(Ver.5.0)の販売を開始した。新版では、自動化スクリプトの編集機能を強化している。価格(税別)は開発版が1年間ライセンスで60万円、5年ライセンスで270万円。実行版が1年ライセンスで18万円、5年ライセンスで81万円となっている。

 ユーザックシステムの「Autoジョブ名人」は、RPAソフトウェアである。Webブラウザや任意のWindowsアプリケーションの操作を自動化する。スケジュール実行や、実行結果のメール通知などの運用管理機能も備える関連記事ユーザックシステム、RPAソフト「Autoジョブ名人」を発表、Webブラウザ/Windowsアプリ画面を操作可能)。

 Autoジョブ名人がアプリケーション画面を認識する方法は2つある。1つは、Web画面のHTMLタグやWindowsアプリケーション画面のUIタグを認識する方法で、動作の安定性が高く、画面のデザインなどが変更になっても問題なく動作する。もう1つは画像を認識する方法で、座標を指定した操作設定も行える

 新版(Ver.5.0)では、自動化の処理を記述するスクリプトの開発を容易にしている。スクリプト内の処理を一覧表示するリスト型の編集画面のUIを刷新したほか、新たにフロー型の編集画面を追加した。開発の初期は処理の流れが確認しやすいフロー型で開発し、複雑な処理の作り込みや稼働後のメンテナンスはリスト型で、といった使い分けが行える(画面1)。

画面1:スクリプト編集画面を強化した。リスト型の編集画面を刷新したほか、新たにフロー型の画面を追加した(出典:ユーザックシステム)画面1:スクリプト編集画面を強化した。リスト型の編集画面を刷新したほか、新たにフロー型の画面を追加した(出典:ユーザックシステム)
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 なお、フロー型のスクリプト編集画面では、各処理を矢印でつないでいくことで開発作業を進める。処理の全体像が視覚的に把握しやすいメリットがある。条件分岐の矢印は条件によって色が変わるので、動作確認がしやすい。

 UIを刷新したリスト型のスクリプト編集画面では、シンプルなカラーリングを採用し、視認性を高めた。リスト型は一覧性が高く、一画面で多くの処理内容を確認できるため、スクリプトの作り込みに適しているという。フロー型とリスト型の編集画面は簡単に切り替えられる。

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