[新製品・サービス]
SaaSの利用申請・承認とアカウント設定を省力化する「Gluegent Flow 情シスクラウド」─サイオステクノロジー
2021年12月24日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
サイオステクノロジーは2021年12月21日、「Gluegent Flow 情シスクラウド」を提供開始した。クラウドサービスの利用申請、承認、設定の手続きを簡素化するサービスである。利用部門は、情報システム部門に依頼することなく各クラウドサービスの利用を始められる。また、複数のクラウドサービスをSSO(シングルサインオン)で利用できるようになる。一方、情報システム部門は、利用申請に対する承認やアカウント設定などの業務負荷が減る。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額600円から。
Gluegent Flow 情シスクラウドは、クラウドサービスの利用申請、承認、設定までの手続きを簡素化するサービスである。クラウドサービスの利用部門(業務部門)は、情報システム部門に依頼することなくクラウドサービスの利用を開始できる。また、複数のクラウドサービスをSSO(シングルサインオン)で利用できるようになる。一方の情報システム部門では、利用申請に対する承認手続きや、クラウドサービスへのアカウント設定といった業務負荷が減る(図1)。
図1:Gluegent Flow 情シスクラウドは、クラウドサービスの利用申請、承認、設定までの手続きを簡素化する(出典:サイオステクノロジー)拡大画像表示
ソフトウェアの構成要素として、クラウド型のワークフローシステム「Gluegent Flow」や、Gluegent Flowと連携するクラウド型ID管理サービス(IDaaS)「Gluegent Gate」を使う。これらを組み合わせることによって、クラウドサービスのID管理と利用申請ワークフローを省力化した(画面1、関連記事:グルージェント、クラウド型ワークフローに上位版、SSO/アクセス制御でテレワークを安全に)。
画面1:IDを申請する画面の例(出典:サイオステクノロジー)拡大画像表示
50製品以上のクラウドサービスと連携する。また、アカウント申請の台帳管理機能を備える。アカウントごとに、利用サービスや利用状況(作成・削除日時など)を管理する。今後は、テレワーク管理機能、利用端末の制限機能、認証管理機能、グループ管理機能、権限管理機能などを順次拡充する。
同社によると、クラウドサービスを一部でも利用している企業は68.7%に達する。利用したクラウドサービスの内容は、ファイル保管・データ共有、社内情報共有・ポータル、給与・財務会計・人事システム、営業支援システムと多岐にわたる。これらの利用申請・承認・アカウント管理の手間は大きいと指摘する。
サイオステクノロジー / ワークフロー / IDaaS / SaaS / Gluegent
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



