福しんは、ラーメンチェーン「福しん」全32店舗において、食材発注をAIで自動化するシステムを採用した。2022年1月24日に6店舗で運用を開始しており、現在残り26店舗の導入を進めている。システムの要素として、飲食店のメニュー管理業務を効率化するインフォマートの「メニューPlus」と、必要な食材をAIが予測して自動発注するGoalsの「HANZO 自動発注」を利用する。
写真1:ラーメンチェーン「福しん」の店舗イメージ(出典:インフォマート]) ラーメンチェーン「福しん」全32店舗は、食材発注をAIで自動化するシステムを導入した(写真1)。2022年1月24日に6店舗で運用を開始しており、現在残り26店舗の導入を進めている。
狙いは、店長や一部のベテラン従業員だけでなく、一般の従業員でも発注業務をこなせるようにすること。「飲食店の食材発注は、季節ごとのメニュー変更や、天気・曜日に応じた来客数の予測など、経験を必要とする場合が多い」(同社)。
システムの構成要素は2つ。1つは、メニューに必要な食材の数量や原価を可視化するクラウドサービス「メニューPlus」(インフォマートが提供)である。もう1つは、来客数や提供する料理の数量をAIが予測し、必要な食材の発注数を自動算出するクラウドサービス「HANZO 自動発注」(Goalsが提供)である。いずれも、Webブラウザから直感的に操作できるとしている。
メニューPlusとHANZO 自動発注は、マスターデータを共有する。これら2つのサービスを組み合わせて使うことで、メニューのレシピ作成から発注作業までをスムーズに行えるとしている。なお、HANZO 自動発注のAI機能は、雨天時の売上の落ち込みや、直近の売れ行きトレンドなども加味した売上予測を店舗ごとに行うことで、適正な発注を実現する。
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