日本ビジネスシステムズ(JBS)は2022年2月1日、「運用スタートガイド for Microsoft Power Platform」を提供開始した。ローコード開発ツール「Microsoft Power Platform」を全社に展開・浸透させるための「運用準備」を支援するサービスである。「ガイドブックプランプラン」(85万円)と「検討支援プラン」(320万円から)の2つのプランを用意する。前者は、Power Platformの標準的な使い方をまとめたドキュメントで、後者では、JBSのエンジニアがユーザーの利用イメージを基に運用方針を検討・設計する。
日本ビジネスシステムズ(JBS)の「運用スタートガイド for Microsoft Power Platform」は、ローコード開発ツール「Microsoft Power Platform」を全社に展開・浸透するために必要な「運用準備」を支援するサービスである。Power Platform の標準的な利用方法をまとめたガイドブックが手に入る「ガイドブックプラン」と、JBSのエンジニアがユーザーにインタビューして検討をガイドする「検討支援プラン」の2つのサービスを用意した(図1)。
拡大画像表示
ガイドブックプランは、「まず使い始める」ことを優先したプランである(図2)。JBSが考える「Power Platformの標準的な使い方」を想定し、利用方針や初期設定内容を解説したガイドブックを提供する。ガイドブックの内容をそのまま設定するだけでPower Platformを使い始められる。QA対応もセットで提供する。
拡大画像表示
検討支援プランは、「じっくり検討して準備する」ことに重きを置いたプランである(図3)。Power Platformのアーキテクチャに関する説明会を開催した後、JBSのエンジニアがユーザーにインタビューして意向を聞き出し、ディスカッションに加わって検討を進める。こうして定めた利用方針に基づいた設計を行い、ユーザー独自の運用方針書にまとめ、運用準備を完了させる。
拡大画像表示
Power Platformの仕様を踏まえた検討項目をあらかじめ一覧化しているため、必要な検討を確実に実施可能としている。また、検討支援プランにおいても、あらかじめ定めたプロセスに則ってガイドするため、短期間で検討を終えられるとしている。