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NRIセキュア、工場のセキュリティ対策を評価する「工場ファストセキュリティアセスメント」

2022年9月13日(火)IT Leaders編集部

NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は2022年9月12日、セキュリティ評価サービス「工場ファストセキュリティアセスメント」を提供開始した。工場のサイバーセキュリティに関するリスクを可視化し、セキュリティ対策の状況を評価する。設問への回答で評価が得られるサービス「Secure SketCH」と、コンサルティングサービス「NRI Secure Framework for IoT」を組み合わせて提供する。

 NRIセキュアの「工場ファストセキュリティアセスメント」は、工場のサイバーセキュリティに関するリスクを可視化し、セキュリティ対策の状況を評価するサービスである(図1)。

図1:「工場ファストセキュリティアセスメント」の流れ(出典:NRIセキュアテクノロジーズ)
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 サービスの基盤に、同社のセキュリティ評価サービスの「Secure SketCH」を用いる。これにより、現状の把握から対策方針の提示まで、一連の評価サービスを約3カ月の短期間で提供する。料金(税込み)は、工場システムの規模などによって変わるが、Secure SketCH GROUPSプランを含んで385万円から(関連記事NRIセキュア、セキュリティ評価サービスSecure SketCHを強化、ロードマップの遂行を支援)。

 また、コンサルティングサービスとして、同社の「NRI Secure Framework for IoT」を組み合わせる。工場セキュリティに関する国内外の各種ガイドラインを集約して作成した評価項目を用いて、NRIセキュアのコンサルタントが評価を実施。セキュリティリスクや対策状況を、客観的かつ網羅的に可視化・評価できるとしている。

 サービスは、8つのステップに沿って実施する。企業・工場の担当者がSecure SketCHにアカウントを登録して設問に回答すると、NRIセキュアのコンサルタントが、選択した回答が想定上の回答基準や実態に即しているかどうかをヒアリングして確認する。

 その後、対応の優先度や具体的な進め方をコンサルタントが提案し、最適な対策方針を利用企業とともに決める。決めた方針は、Secure SketCHに登録し、今後の状況確認に活用する。Secure SketCHによる評価結果に加え、コンサルタントが最終報告書を作成して提供する。

 「工場を標的とするランサムウェアなどを使ったサイバー攻撃が増えている。自社工場のセキュリティリスクに適切に対処するためには、セキュリティ対策状況を定期的に評価することが有効だ。一方で、工場内だけでは対策を講じるための人的・時間的リソースが限られる」(同社)。

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