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ラック、Salesforce Commerce CloudでセキュアなECサイトを短期構築するSI

2022年12月1日(木)IT Leaders編集部

ラックは2022年11月30日、ECサイト構築支援SIサービス「Salesforce Commerce Cloud エクスプレス開発サービス」を発表した。2023年2月から提供する。消費者の趣向に合わせてカスタマイズが必要な“ブランド訴求型ECサイト”を短期間で開発できるとしている。

 ラックの「Salesforce Commerce Cloud エクスプレス開発サービス」は、「Salesforce Commerce Cloud」を用いた、ECサイトの開発支援サービスである。消費者の趣向に合わせてカスタマイズが必要な“ブランド訴求型ECサイト”を短期間で開発できるとしている。

 顧客が好みの商品を簡単に見つけられる機能や円滑な在庫管理を意識したシステム開発など、ラックがアパレル系ECサイトなどの構築経験から得た知見をテンプレートとして集約している。また、独自の問診票をベースに機能を取捨選択してシステムを構築するメソッドなど、短期間かつ低コストでカスタマイズ可能な開発モデルを用意している。

 ほかにも、ECサイトの立ち上げに役立つ機能群、購買につながりやすい商品詳細ページの最適配置、顧客体験(誕生日、クリスマスなどイベントに合わせた体験)のパーソナライズなどを容易に設定できるようにしている。

 ラックのサイバーセキュリティの知見を生かし、ECサイトの特性を踏まえたセキュリティ対策の組み込みと、セキュリティ診断による脆弱性の有無の確認を行う。

 SIサービスの流れは以下のとおりである。

  1. ECサイト開発に関するヒアリング
    デモサイトを見せながら、問診票を基にヒアリングを実施し、提供するべき機能を確認する
  2. ECサイトの設計
    ヒアリング結果をもとに、ECサイトに盛り込む機能を設計する
  3. ECサイトの開発
    実際に動く環境を見せながら、ECサイトの開発に着手する
  4. セキュリティ診断
    開発したECサイトに対してセキュリティ診断を実施し、システムの安全性を確認する
  5. ECサイトの運用と改善
    運用開始後は、利用状況を踏まえてサイトの改善を進める

 「アパレル系、コスメ系、宝飾品系などのECにおいては、他社と差別化を図るために商品の世界観やブランディングの訴求が必要になっている。消費者ニーズの変化も早いことから、よりスピーディなECサイトの構築が求められている」(ラック)ことから、SIサービスの提供に至ったという。

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ラック / EC / Salesforce / Commerce Cloud / SI

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