トレンドマイクロは2023年1月6日、5G/ローカル5Gおよび5G以降の高速通信規格に向けてサイバーセキュリティ機能を提供する子会社「CTOne(シーティーワン)」を設立したと発表した。5G/ローカル5G環境におけるエンドツーエンド型セキュリティ技術・製品などを開発する。企業が5G関連技術を導入する際のサイバーリスクの軽減を支援する。
トレンドマイクロは、5G/ローカル5Gおよび5G以降の高速通信規格に向けてサイバーセキュリティ機能を提供する子会社「CTOne(シーティーワン)」を設立した。台湾トレンドマイクロの完全子会社として運営する。
CTOneは、5G/ローカル5G環境におけるエンドツーエンド型セキュリティ製品や、業界団体であるO-RAN仕様の機器およびエッジコンピューティング向けセキュリティ製品を開発する。
5Gは、高速大容量、高信頼・低遅延、多数同時接続などの特性を持ち、昨今、多くの企業がプライベート5Gの利用を検討している。「Grand Viewの調査レポートによると、2021年のプライベート5Gの市場規模は全世界で13億8,000万米ドルであり、2022年から2030年にかけての年平均成長率は49.0%である」(トレンドマイクロ)。
CTOneは、企業が5G関連技術を導入する際のサイバーリスクの軽減を支援する。トレンドマイクロは、5G/ローカル5G環境にセキュリティを組み込むことによって、5G環境で動作するアプリケーションを安全に実行し、ネットワークからエンドポイントまで、包括的に保護できるようにする必要があると指摘する。
「一般的に5Gは、最も安全な無線通信規格と見なされている。一方で、広く利用されているオープンRAN(Radio Access Network)構成、急増するクラウドネットワーク、オープンソースソフトウェア、多様なIoTデバイスといった要因によって、5G/ローカル5G環境はこれまで以上に多くのサイバーセキュリティの脅威に直面している」(トレンドマイクロ)
Trend Micro / ローカル5G / RAN / 台湾
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



