[新製品・サービス]
ユーザーローカル、チャットボットのQ&Aデータ回答案を自動生成可能に
2023年1月20日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
ユーザーローカルは2023年1月19日、ユーザーサポート業務向け自動応答システム「ユーザーローカル サポートチャットボット」に、回答の自動生成機能を追加した。Q&A(質問と回答)のデータを登録するメンテナンス画面に、回答案の自動生成ボタンを配置した。質問を入力してボタンをクリックすると回答案を自動で生成する。これを元に加筆修正することで、一から回答を執筆するよりも短い時間で回答を作れる。
ユーザーローカルの「ユーザーローカル サポートチャットボット」は、ユーザーからの問い合わせに回答するユーザーサポート業務に特化した、自動応答システム(チャットボット)である。SNS上にある大量の会話データを分析して得た自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上に特化した独自開発のAIを用いる(関連記事:ユーザーローカル、質問の自動分類でチャットボット構築を高速化)。
画面1:Q&Aデータを登録するメンテナンス画面に、回答案を自動生成するボタンを配置した(出典:ユーザーローカル)拡大画像表示
今回、サポートチャットボットを強化し、Q&A(質問と回答)の回答案を自動で生成する機能を追加した。Q&Aデータを登録するメンテナンス画面に、回答案を自動生成するボタンを配置した。質問を入力してボタンを押すと、質問への適切な回答案を自動で生成する(画面1)。
自動生成した回答案を基に加筆修正することで、一から回答を執筆するよりも短時間で回答を作れる。「チャットボットのQ&A作成時間を従来の半分以下に短縮できる」(同社)。
要素技術として、チャットボット「ChatGPT」開発元の米OpenAIが提供している対話型AIアルゴリズム「text-davinci-003」を採用している。これをサポートチャットボットと連携させることで、回答案を高速に自動で生成する。今後、ChatGPTのAIアルゴリズムの提供が始まった際に、ChatGPTとも接続するとしている。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


